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コンテンツキーそのものは本体以外に出すことはできません。コンテンツキーバックアップとされるものは、実際にはコンテンツキーの格納場所（ソフトバンクのゲートウエイ上のアドレス）がバックアップされます。これは、携帯電話で使用されているOMA-DRMの仕様によるものです。一旦バックアップされたアドレスは別の携帯電話と、権利許諾した時のUSIMカードの組み合わせによって再度ゲートウェイから実際のキーを取得する動作が行われます。コンテンツキー自身は、SMSの通信機能を使って取得されますが、コンテンツ再生時にキーが取得できていない場合は、パケット通信によりゲートウェイサーバーへコンテンツキーの発効を要求します。その要求に基いてSMSでコンテンツキーが配信されます。（SMSはショートメッセージだけでなく、MMSのPUSH配信やコンテンツキーの配信等に利用されています。本来のショートメールは携帯電話がメールとしてユーザーに知らせますが、それ以外のデータの受け渡しはユーザーに知らせることなくバックグランドで行われています。）①と②の機能は、本体に残留した本来のコンテンツキーと、バックアップしたキーの格納アドレスの整合性を取るための処理です。コンテンツキーが純粋にコピーされていると考えていると、ご質問のような疑問も起きるでしょう。本来のコンテンツキーは本体外には出ませんから、コンテンツキーがダブることはありません。上記の説明は、ある程度内容についてわかる人でないと理解できないので、一般にはコンテンツキーをバックアップすると説明しています。