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レコーディング時のヘッドホン レコーディングエンジニアの専門学校...

レコーディング時のヘッドホン


レコーディングエンジニアの専門学校に行こうと思っているのですが、オススメのヘッドホン教えてください!みんな「SONY MDR-CD900STが定番だ」と他の質問で見かけますが、レビューでは 意外と悪い評価も多いようで・・・上記以外でお願いします。
まだ、すぐに買うわけではありませんので、予算は3万まででお願いします。

よろしければ、有名なレコーディングエンジニアが使っているヘッドホンを知っていましたら、教えてください!
Yahoo!知恵袋 4754日前
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質問者が選んだベストソリューション
まず参考文献を。
モニターヘッドフォンに求められる資質とは
「曲を作るという目的でヘッドフォンを使う場合、重要となるのは原音を忠実に鳴らすヘッドフォンであること。ヘッドフォンというのはスピーカーと同じで製品やメーカーによって音作りの方向が違うのだが、音を確認するためのモニターヘッドフォンとして使うには、味付けされていない原音をそのまま出力することが求められる。特にミキシングやマスタリングといった作業工程では、その作業が最終的な音に直結するため、原音を確認できることが絶対条件だ。

もうひとつ求められる要素は、ヘッドフォンのタイプだろう。ヘッドフォンの形状はポータブルプレイヤーでよく利用されるインナーイヤーや耳掛け型、そして昔からあるオーバーヘッド型がある。そしてそれぞれのタイプの中でもハウジングが密閉されている密閉型と、密閉していない開放型が存在する。それぞれに長所・短所があり、また個人によって好みはあるだろうが、実際にはモニターヘッドフォンとして使う場合はオーバーヘッドの密閉型が標準的となる。

その主な理由としては遮音性だ。モニターヘッドフォンとして使うシーンでは、外部の音が聞こえてくるのは好ましくない。そのためインナーイヤーや耳掛け型よりも、耳を大型のイヤーパッドですっぽりと覆うオーバーヘッド型のほうが向いている。また密閉型と開放型だが、開放型はハウジングが密閉されていない構造のため、オーバーヘッド型であっても実際には音が漏れる。これは自宅で練習用に使うには具合が悪く、またレコーディングに使うにはマイクがその音を拾ってしまう可能性が否定できないため現実的ではない。

つまり結論を総合すると、音楽製作用のモニターヘッドフォンとして求められる要素は原音を忠実に再生できるオーバーヘッドの密閉型ヘッドフォンである。この要素を満たす製品は多く存在するが、メーカーが「スタジオ用」「モニター用」などと称して販売しているものがモニターヘッドフォンである、と考えてよいだろう。逆に特にそう銘打っていないオーバーヘッドの密閉型はリスニング用途のヘッドフォンで、音楽を聴いて楽しむことを目的に設計されている。それが悪いということではないが、原音に忠実というよりは味付けして鳴らすため、やはり用途が違うと考えたほうがよい。」

スタジオエンジニアの要求で生まれたMDR-CD900ST
これはモニター用としての定番で、もっとも有名なので、この機種を外して選択されない方がいいでしょう。

AKG(アーカーゲー)は欧米を中心として世界的にシェアと支持を獲得しているオーストリアの音響機器メーカーです。
そのAKGのスタジオ・ヘッドホン『K240 Studio』と『K271 Studio』はモニター用のヘッドホンとして、バランスがとても良いので、日本国内でも人気があります。
自然な低音、中高域の細やかな鳴り方やタイトな音質が特徴的で、多くのエンジニアが愛用する『K240 Studio』は海外のスタジオでの定番のスタジオヘッドホンで、音の定位もしっかりしています。
また『K271 Studio』はレコーディングスタジオからライブステージまで、さまざまなプロフェショナルシーンに対応する密閉型ヘッドホンです。

audio-technica (オーディオテクニカ)は国内メーカーです。1996年に発売されたプロ仕様のスタジオモニター用のヘッドホン『ATH-SX1』、2000年に発売された『ATH-M40FS』、2007年に発売された『ATH-M50』、2002年に発売された低価格の 『ATH-M30』は評価が良いです。
特に個人的におすすめなのがaudio-technicaの『ATH-SX1』です。このヘッドホンはリスニング用途にも使用することができます。

その他のメーカー
上記で紹介したメーカー以外にもSENNHEISER『HD650』、SHURE『SRH840』、KRK『KNS8400』、ROLAND『RH-300』などのスタジオモニター・ヘッドホンも高い評価を得ています。
この中で個人的にオススメなのはSHURE(シュアー)の『SRH840』です。原音に忠実で定位も良い『SRH840』は価格もお手頃なので、個人ユースの宅録スタジオでも、かなりの戦力になってくれるヘッドホンだと思います。
後、これも個人的な意見ですがROLAND『RH-300』は、なかなか気持ち良く音楽が聴こえますが、『MDR-CD900ST』を基準にして他のヘッドホンと比較したときに少し癖があるので、メインで『RH-300』をモニターとして使用する際はその辺を充分に考慮した作業をオススメします。

資料が古いかもしれませんが、基本的な音の方向性や作りは継承されているはずなので、参考にしてください。
すごく長い文になりました、のめり込んでしまったのでご勘弁ください。
Yahoo!知恵袋 4754日前
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質問者が納得「できるできない」の観点で言えば、今では下位機種であるUS-122/144mkIIで、質問者が想定しているようなバンド録音をやっている者も居てるわけで、使えないってことはないです。 ただ、US-322/366自体が、「ロングセラーのUS-122/144シリーズに、生放送対応の機能をてんこ盛りにしました」ということを『セールス上の売り』として販売戦略を展開しているので、結果論として「バンド派の人間が、わざわざ買わない」という状況になっている面はあります。 また、バンド派の人間にとっては、もっと音質面や操作...
3837日前view39
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質問者が納得①どれでもいいと思います。 スタジオなどではProtoolsが一般的のようなので、 スタジオなどでも作業する予定があるのであればProtoolsのほうがよいかと思います。 打込みとかも視野に入れているのであれば、Cubaseとかのほうが良いのかもしれません。 ですが一概に言えることは、Cubaseが使えるのであれば、おそらくProtoolsも使えます。 DAWは操作方法自体は簡単ですからね。 Cubase、Sonor、Protoolsのサイトみて、一番惹かれたものを素直に買えば良いと思います。 Protoo...
3922日前view42
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質問者が納得① お知り合いの方が仰るように、オーディオインターフェイスを購入した方がいいと思います。 生放送を考えておられるのなら、SONARにこだわる必要がない場合US-322、US-366の方がコンプレッサーとリバーブがあるのでこちらの方がいいかなとも思います。 SONARが欲しいのであれば、UA-55、UA-33ですが、特に歌や実況動画の録音に関して、どちらの方が優れているというものはありません。予算に余裕があるのならUA-55でいいと思います。US-33でも動画投稿するにあたっての録音音質に差はでないと思いま...
4006日前view52
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質問者が納得プリのゲインとソフトのフェーダーボリュームをしっかり理解しなさい。
4281日前view45
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質問者が納得ミュートになってたりするんだろ。モニターがオフになってたり。 パラメーターをしっかりすべて確認しなさい。 キューボックスのことは知っているみたいですが必要ない。 ソフトなにつかっとるのか知らんが、マイクから入った音をヘッドフォンに返すボタンなどがあるはずだ。 録音できているならそこしか考えられない。 モニターアウトが無いソフトなんかあるのか知らんが、そんなもんつかってないでCUBASEの安いのでも買って覚えなさい。
4282日前view55

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