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やめた方がいいです。

細かい話をしますと、ACアダプターの流用は出力電圧・電流だけではなんとも言えない部分があります。
ACアダプターの電圧の出力波形はモノによってバラバラで、その波形は充電するバッテリーへの負担をなるべく少なくするように作られています。(そうでないものもあります)
バッテリーは一定の電圧で充電するより、波をつけて充電した方が負担が少ないとされていて、その波の大きさ、間隔はACアダプターによって違います。
例えば出力5Vと書かれているACアダプターの場合、常に5V一定なのではなく3～5Vくらいで変化しているということです。
もちろんこの数値は適当に書いたものであり、どれくらい変化するかはそれぞれ違います。
全く変化しないものもあります(そういえばPSPは一定だったような)。
PSPのACアダプターはPSPのバッテリーを充電する時に最も負担をかけないように作られていて、HD30GB9のACアダプターも同じです。
ですので故障まではいかなくても、ACアダプターを流用したことでバッテリーの寿命を著しく短くしてしまうこともあります。
流用する際はオシロスコープで電圧の波形を調べる必要があります。

USBケーブルを差し替えてPSP、iPod、携帯電話などなんでも充電できるACアダプターがありますが、こう考えるとなかなか恐ろしいものです。
ACアダプターではありませんが、屋外でも乾電池から携帯電話を充電できるバッテリーチャージャーを一度使っただけで、バッテリーの持続時間が急激に短くなったという知人もいます。

長くなりましたが、やはりACアダプターは充電するバッテリー専用のものを使うのが一番です。
それもサードパーティー製ではなく、ケンウッドの専用ACアダプターを使うことをオススメします。

最初に「電圧・電流だけではなんとも言えない」と書きましたが、今回の2つのACアダプターの電流・電圧を比べると、使わないほうがいいです。
PSPのACアダプターの方がHD30GB9のACアダプターより出力電流が大きいので。
ただ前述したとおり、バッテリーのことを考えれば数値の大きい、小さいに関わらず流用はやめるべきということを忘れないでください。

※一部わかりにくい部分があったので書き直しました。