82

view

ＨＤＤ（ハードディスク）内蔵のカメラは、振動や衝撃に弱いため、撮影中にＨＤＤのトラブルが起こる可能性が非常に高いのです。そのため、撮影中にＨＤＤが耐えられないくらいの振動・衝撃を受けた場合にはセンサーで検知し、いったんＨＤＤの稼働を中止し、振動が収まるまで待機しています。その間でも撮影は続いている訳なのですが、ＨＤＤが止まっている間もバッファーと呼ばれるメモリーに映像が記録されて、それをつなぎ合わせながら記録されていきます。参考－－－－－－－－－－－守る：ハードディスクを衝撃から守る「HDDスマートプロテクション」落下/記録/衝撃それぞれに対策を備え、3つの保護技術で大切な映像を守ります。万が一のときも電源を落とさず、ハードディスクを守りながら映像を途切れなく記録し続けます。－－－－－－－－－－－－比較的高級な国産のＨＤＤカメラ．．だからこそできる最新の技術なのですが、私は全く感心しません。ＨＤＤカメラは。少しの衝撃・振動でしかも短時間なら、まあそれでも良しとしても、これが長く続いたらどうなるの？バッファーメモリも無限ではありません。メモリーの容量が間に合わなければ撮影を停止せざるを得ません。まさに、今回のような状況は、この様な状況なのでしょう。ＨＤＤカメラは、太鼓などの大音響の場所での撮影には「不適」とされています。対策としては、音響による振動を受けにくい場所で、手持ちでしっかり押さえながら撮影します。振動を伝えやすい三脚に載せての撮影は、この場合は不適かもしれません。音割れに関してはまずメニューからマイクの音量基準設定で、マニュアルでのボリューム設定を、低い値に設定して試してみます。あとは外部マイクで、アッティネーター（音量減衰装置）付きのマイクを使用するしか有りません。