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HXR-MC2000Jの中身はHDR-CX370ですよ。
なので、映像の品質(画質)うんぬんを問うなら両機は同じものです。
http://www.sony.jp/handycam/products/HDR-CX370V/
http://www.sony.jp/pro/products/HXR-MC2000J/spec.html
両機の仕様を見比べてください。

なので、このカメラの存在意義は画質ではなくCX370ではできない(できるけどやりづらい)操作性にあります。
たとえば、マニュアル(手動)でフォーカスやアイリスを操作したいと思ったときにCX370ではタッチパネルでメニューを開いてピッピッみたいなことをしないと操作できませんが、MC2000Jにはそれらが操作できるリングがレンズ部分にあります。マニュアル操作を多用したい場合ははるかにこちらの方が有利です。状況によってはタッチパネルでメニューを呼び出している間に被写体がどっかへ行ってしまうということもあります。
ですが、逆に言えば、マニュアル操作をしないでオート撮影中心なのであれば両機に違いはなく、あえて言えば大きいことによるハッタリかましが効くということはあるかもしれません。ドキュメントを撮るのに、本気でやってるなっ!と一般の人に見てもらえる確立は高くなると思います。
ですが、デメリットもあります。小さいカメラなら誰に断りもなしに撮影しても何も言われないところでも大きいことで「取材をするなら許可を得ているか？」などと言われることもあります。
また、飛行機に乗るといった場合に特にエコノミークラスでは大きいことで他者に迷惑をかけてしまうといったことも考えられますので機内での撮影に支障がでるといったこともあるでしょう。
クルマの中での取り回しもめんどうになります。
海外への持ち出しも国によっては入国の際にめんどうなことがおこる場合もあります。観光地によっては撮影料を取るところもあるのでハンディカムだと1000円程度なのに肩に乗せているというだけで1万円とか言われるかもしれません。

いずれにしてもどういったドキュメンタリーを撮りたいのかで使うカメラはかわってくると思います。
必要に応じて使い分けられるように両方買えればいいのでしょうが、そうもいかないでしょうね。

ちなみにこちらはHDR-CX550Vと同じものです。なのでCX370はCX550の下のクラスですからHXR-MC2000Jよりもこちらのほうが上ということになります。
http://www.sony.jp/pro/products/HXR-MC50J/index.html

もうひとつ、HXR-MC2000Jと同じコンセプトのこういうカメラがあります。こちらはテープ式のHDV規格ですが、HDR-HC9と中身は同じです。
Jhttp://www.sony.jp/products/Professional/c_c/hdv/products/hvr_hd1000j/index.html
http://www.sony.jp/handycam/products/HDR-HC9/

それと余計なお世話かもしれませんが、HXR-MC2000Jを始めとするこのてのカメラに付属しているマイクは前に大きくつきでていて一見立派そうに見えますがモノラルであり(小型ハンディカムのすべてはステレオもしくは5.1chです)音質的にもろくな音がしません。
このてのカメラは必要に応じてマイクを付け替えたりするのが基本なので元々良いマイクが付属しているわけではなく自分で選ぶ必要があります。
モノラルであれステレオであれ音質のいいマイクを別途購入したほうがいいです。