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H10の前のモデルであるH3を何度か使いましたが、なかなか撮りやすいカメラですよ。構えやすいので手振れは起こしにくいカメラになりますし、お勧めできるカメラの一つです。

シャッタースピードや絞りを変えることもできますし、それなりに楽しめますが、一眼レフと同等の性能を期待するのはちょっと難しいですね。ただ、レンズフードを使うことも出来るので風景写真とかも結構楽しめると思いますよ。

画素数的には810万画素で、少ないというよりは本来この程度で十分といえる画素数です。本音を言っちゃうとこのクラスなら500万画素くらいが最適だと思ってるんですけどね・・・。画素数＝高画質ではないので、画素数ばかりに気をとられてはいけません。色味としてはSonyは風景や花などの撮影では気持ちのいい発色をする傾向がありますが、人物撮影だと、FUJIFILMやCanonの方が温かみのある色作りなので綺麗に思えることがありますね。

カメラのサイズや重量については気になる重さではありません。もともとフィルム時代のコンパクトカメラはもっと大きかったですし、そういった意味では、ちゃんと撮れるコンパクトなカメラのサイズであることには変わりないと思います。旅行に持っていくのもそれほど負担にならないと思いますよ。

性能的にはちょこちょこ持ちあるいて撮影するのに向いているコンデジってところですね。繰り返しになりますが、設定とかはしやすいのですが、一眼レフ並みの設定は出来ませんので、過度の期待は禁物です。ただ、設定を色々変えて撮影を楽しむのには向いていると思いますよ。サイズを気にしないのであればこれよりもHX1やH50のほうがいいですが、値段もサイズもオーバーしているので、ちょっとお勧めしにくいですしね（笑）

ちなみに予算的にはα200のレンズキットなら買えるかも・・・ってところですが、さすがに一眼レフは重いですし、ほかにも必要なアクセサリなどが増えますから、使い勝手を含めて考えてもH10で十分といえるでしょうね。