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私はE-P3を買いました。

① 先の方も言われるように、画素数なりの使い方をしないと、画素数の差は解りません。普通のプリンターでA4に印刷しても1200万画素と1600万画素の差はわかりません。また、コンパクトデジカメの1200万画素と、一眼レフの1200万画素は別物で、同じ画素数でも絵の綺麗さは異なります。

E-P3は画像エンジンが変わって、解像感がとても良くなっています。レンズの性能も含めて実使用上1600万画素のNEX-C3とE-P3で差は解らないだろうと思います。

また、綺麗さはレンズの性能にも寄ります。オリンパスの17mmは図抜けて良いというものではないと思います。ソニーの16mmは少なくとも初期は受け入れ難い収差が目立ちました。（最新はチェックしていません。）E-P3用にパナソニックの20mm、25mmはお勧めです。

② 1200万画素のE-P3はフォーサーズ、1600万画素のNEX-C3はAPS-Cのフォーマットサイズは1.78倍フォーサーズに比べて大きいので、1画素の面積は、NEX-C3の方が1.33倍大きいことになります。

大きさの差によって画質に影響はありますが、数倍（同じ画素数で、1/1.8インチの撮像素子だとフォーサーズの1/6くらいです。）、十数倍になると顕著ですが、数割程度だと差はなかなか解りません。

③ 広角（換算24mmとか28mm）から中望遠（換算90mmとか120mmとか）をカバーする標準ズームが、標準と呼ばれる理由は、標準と呼ばれる換算40mmとか50mm位を中心に、より広く撮れる広角と、より大きく撮れる望遠に出来るためです。普通の撮影の8割くらいはカバーできると思います。また、望遠レンズはあると便利なので、ダブルズームがあると、9割くらいはカバーできるだろうと思います。私は広角が好きで、広角ズームを常用していますが、それでも標準ズームで6-7割は撮影できます。

17mmパンケーキは、換算34mm、準標準レンズと言えます。フィルム時代、多くのカメラは単焦点レンズが固定されていましたから、単焦点17mmで能力不足ということはありません。ただ、広角レンズでなければ撮れない写真や、望遠レンズでなければ撮れない写真は撮影できません。撮影者が被写体に寄ったり、離れたりするフットワークと、工夫が必要です。つまり、撮影者の能力が足りない可能性はあります。

持っているものを全て持ち歩く必要はまったく無く、撮影する目的、物によってレンズ（場合によってはカメラ）は選んで持ち歩くものです。散歩のときの街角のスナップに17mm1本は十分でしょうが、多様な撮影対象のある旅先では、標準ズームの方が無難です。（私の場合は、広角ズーム9-18mmを付けて出ます。）

FX01を使われていたのなら、換算28-100mmのズームを使っていたことになります。それが一点で固定されたとして不便を感じないか否かだと思います。