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センサーサイズが小さめなので、暗いところの撮影ではE-PL3の不利は否めません。一昔前の一眼レフよりもマシですけど。
居酒屋，暗い照明のお店，フットサル場なんかは苦手な場所で、その撮影が主体なら最近発売の一眼レフを購入すべきでした。

でもまあ、それで出来るところまでは、なんとかしないと仕方ないですね。


居酒屋や暗い照明のお店に関しては、ズームレンズキットの開放F値は暗いので、F値の明るい単焦点レンズを開放近くで用いれば、多少シャッター速度を上げることが出来ます。

それでも、ある程度のスローシャッターになってしまうことは否めません。三脚を利用しても、被写体が動くとブレはどうしようもありません。かなり暗いお店なんかではそこがカメラの限界です。

ISOはマニュアルで高感度に設定して下さい。高感度にすると画質を損なっていきますから、画質とシャッター速度の兼ね合いで選びます。ちなみに望遠で撮影すると、ブレが目立ち易いですよ。

モードは絞り優先(A)で絞りを開けて撮るといいでしょう。
感度，絞り(F値)，シャッター速度は相関関係があります。適正露出が決まると、それらを組み合わせて適正露出になる値にせざるを得ないわけで、この辺は基本的な知識ですので初心者であろうと分からなければ(全てを諦めるか)勉強されて下さい。

居酒屋やお店でフラッシュをバンバン焚かれると他の方にとっては迷惑ですから、貸し切り状態でもない限り、フラッシュは使えないでしょう。1回くらいだと見逃して貰えるかもしれませんが・・・


夜間のフットサル場・・・は、暗い上に激しく動く被写体＋撮影は大体望遠レンズですから、お手上げです。一眼レフでも難しく、ミラーレスが完全に苦手として上手く撮れない被写体です。
これを撮ろうと思うと、センサーサイズの大きな一眼レフ(E-PL3は一眼レフではありません)で超高感度に設定し、望遠ズームなんかとは比較にならないほど大きくて高価な望遠レンズが必要になります。シャッター速度もかなり高速で撮らないと選手の動きを止めることが出来ません。


もうひとつだけ・・・裏技的になりますが。
どうしても露出不足でシャッター速度が稼げないのであれば、露出補正を-に補正してシャッター速度を上げ、多少露出不足でも無理矢理に撮影してしまいます。その後、画像ソフトで＋に露出補正してやると、ある程度の回復が見込めます。悪くすると色が破綻してしまいますけどね。

ただし、JPEGではなくてRAWで撮影して下さい。JPEGだと画像修正可能な幅が小さいです。
Lightroomなど市販の現像ソフトを使うと、付属の現像ソフトより遙かにノイズの除去や収差の補正，画像補正も効きますので、諦める前にトライアル版をダウンロードして試してみると良いでしょう。