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たぶん、ごく初期のFOMA携帯は2万円じゃ買えなかったと思いますよ。高度な電子機器です。契約者数（本体を買う人）が多くなれば量産効果によるコストの低下しますが、当時はそれほどではなかったと思います。それに、半年に一度新モデルが出る状況では、どうなんでしょうね？本体を安く売るために、携帯会社から販売店に販売奨励金がでるんですね。その販売奨励金をどうやって工面するか。それは、毎月の通話料・基本料金を高くすれば、良いわけです。携帯電話の本体を1年で買い換える人も、10年使っている人も同じ通話料と基本料金を払うのです。（年数に応じて基本料金が下がるというものもありますが、契約年数に対するものです）明細には特に携帯電話本体分なんて項目はありません。いわゆるドンブリ勘定ですね。1年でポイポイと携帯電話を使い捨てている人のために、10年使いつづけている人は損をしているのです。これからは、総務省という通信をつかさどる役所の指導で、変わってゆくはずです。本来の値段である高い値段で携帯電話本体を買って、安い基本料金や通話料を払う人と、安く携帯電話を買って、高い基本料金や通話料を払う人が出てくるようになるでしょう。どちらかを選べるようになると思います。