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今のアップルの成功にはiPodの大ヒットがあります。iPhoneはiPodのブランド力の上で成り立っています。iPodよりも先にソニーやパナソニックがポータブルオーディオを出してましたが、音楽ファイルにコピーガードをつけたり、mp3ではない独自のファイル形式を流行らせようとしすぎたため、使い勝手の悪い製品となりヒットしませんでした。その間にアップルはWindowsにも対応し、iPod+iTunesという最強の組み合わせを浸透させました。アップルの強みは自社でハード、ソフト、コンテンツを提供できる仕組みを持っていることです。他のメーカーがやろうとしても手遅れです。ハードだけなら日本メーカーは負けてませんが、iPodユーザーが大半の現状では、iTunesに対応してないハードは魅力が半減します。だから売れません。スマートフォンについては日本独自の機能にこだわらず世界標準に合わせた端末をつくればなんとかなりますが、出遅れ感がありまくりですので、よほどすごいのを作らないと厳しいです。