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そのとおりです。盗まれても紛失してもその製品が修理に出されたとしてもアップルはそれを持ってきた依頼主に返却するだけなので、購入者に戻ることはありません。中古店も同様で、売りに来た人自分のものと言い張ったらそれまでです。ただし、そのシリアル番号の商品を中古店でたまたま自分で見つけた場合は、店舗に事情を説明して届出を出せば警察署が拾得物横領事件として動きます。そもそもシリアルナンバーとは製造業では品質を管理するための付けられた番号で、万が一に不具合が発生した場合に製造の過程を追跡調査するためのものとして利用されるだけです。大手自動車メーカーがリコールできるのはこの品質システムがあるからです。したがってアップルが自社の製品に欠陥を発見してその不具合を知りえた場合にシリアル番号でリコールをする場合にのみ、登録したデータベースを利用して製品の無償交換案内をダイレクトメールで知らせるというメーカー側の製造物責任を全うするときに活用するものです。すなわち、紛失や盗難によるメーカー側に非が無い場合はいかなる場合もメーカーは責任を取る必要がないからです。質問者さまに悪意が無いことは分かっていますが、紛失をメーカーが責任を持ったら悪意のある人が紛失の調査依頼を無差別に出して自分のものだと言い張ったら手が付けられなくなりますよね。盗難届けなら警察署は窃盗事件として動きますが、紛失の場合は遺失物届けの書類を受理してその遺失物が届けられるのを待つしかないのが現実になります。