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こんな記事もあります。http://www.tmz.com/2011/08/26/steve-jobs-apple-photo-resignation-ceo-sick/今年の２月から末期がんと報道されていましたから、本当だとすると、アップルの怪進撃もここまでになってしまうでしょう。「数年先までのリリースする製品の基本設計は終わっているから大丈夫」と、アナウンスしていることなども考えると、末期がん説は本当のことかもしれません。２０年前ならともかく、今日では、数年先にリリースされる製品は予想もできないどころか、数年先に実現される技術は予想もできません。スレートＰＣやスマートフォンの台頭によって、ライフスタイルや、ネット環境、音楽・映画・ゲームの販売形態、課金状況がどう変化するかも予測できません。そんななかで、「数年先の…」と言うのは、大げさどころか、嘘っぽいですね。もし、会長に退いただけなら、製品について意見することができるのですから、このようなアナウンスは必要ありません。会長には退くものの、会社に出られない理由、製品に口出しできない理由があるのではないかと勘ぐってしまいます。基本的にアップルはアイディア（ジョブズ氏の発明）を製品にして売る会社ですが、発明主がいなくなったと言うことは、ジョブズ氏を追い出していた暗黒時代の再来ではないでしょうか。アップルらしい物作り＝ジョブズ氏のアイディアですから、いくらジョブズ氏の設計思想を残していても、所詮は後追い、今までのような画期的な発明はそう期待できないでしょう。アップルほど、トップの意見で物作りを行い、トップのカリスマに頼っていた会社があるでしょうか。松下幸之助、井深大、本田宗一郎など、発明家と呼ばれる経営者は多くいましたが、基本的には、技術の積み上げの上によりよい製品を提供し続けていた人たちです。また、彼らは、部下の育成になみなみならない努力をしていました。ジョブズ氏はアイディアマンで、アップル社が他社よりも優れている点は、ジョブズ氏のアイディアを忠実に製品化することなので、ジョブズ氏が抜けた後は厳しいでしょう。ジョブズ氏について書かれています。http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A88889DE1E6E1E4E5E1EAE2E0EBE2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2?n_cid=DSJN001