81

view

iTunesを直接起動しようとするのと、他のアプリケーションに関連付けされた実行ファイルで起動させる場合で、違って来ます。また、開こうとした音楽ファイル等の故障である場合も、考えられます。WindowsXPが長期間使用されており、多数の様々なアプリケーションをインストール・アンインストールを繰り返し、レジストリーが肥大化していて迷子になっている可能性まで含めると、全てを順を追って説明しようとすると、小冊子が一冊書けるでしょう。2,000文字の制限がある知恵袋では、無理な相談です。基本に立ち返ってみましょう。パソコンの主な使用目的を、まず決めます。主に使用するサービスや、主に使用するアプリケーションを選ぶと言う事です。次に、それに適した環境を選びます。環境とは、パソコン本体の性能と、オペレーティングシステムを選択すると言う事です。WindowsXPは、2002年からリリースされている古いOSです。既に、開発は遥か昔に終了し、延長を繰り返したサポートが、あと2年半を残すのみのOSです。Internet Explorerに代表されるブラウザは、最新の物は動きません。ゲームを楽しむ為のＤｉｒｅｃｔXも、最新は11ですが、9cまでしか動作しません。使用目的を、最新動画や最新形式の音楽を、より安全にネットを使って楽しみたい場合は、WindowsXPを使い続けるのは、誤った環境選定だと言えます。5～6年前に設計されたアプリケーションを、あと2年使い続けなくてはならない場合は、WindowsXPをオペレーティングシステムとして選定するのは、正しい選択と言えます。また、正常なサービスが開始できなくなっているのはiTunesだけでは無いかもしれません。不安定になり始めたOSは、再インストールが基本です。レジストリークリーナー等を用いて延命する手法は、トラブル時に元に戻す準備が十分に出来ている上級者の手法です。再インストールを施し、最新までアップデートを行い、その後にバックアップしてある環境と大切なファイルを戻し、使わないアプリケーションはインストールしない様に心がけて、OSを整い直すのが基本です。その後に、最新版のiTunesをインストールして動くか否かを判断するべきでしょう。