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知恵袋にも良くバージョンアップでデータが消えたとか、機種変でデータが消えたと言う話が載りますが、そのほとんどは本人のミスによるものです。今迄一度も iTunes に繋いでいなかったのをいきなり繋いで iTunes のデータで上書きするか（つまりまっさらなデータで上書きするか）と問われて OK を押してしまったりと言う事です。iPhone もちゃんとデータを引き継げますし、パソコンが壊れたら新しいパソコンに iPhone のデータを入れこむ事も出来ます。手順さえ間違わない様にすれば良いだけです。３Gだともう残滓も残っていないと思いますが、どうせ月々の支払いは変わりませんし、古い３Gも手元で再利用可能ですから乗換えない手は有りません。実際の本体が届き機種変の作業を始める前に事前準備だけはきちんと行ってきましょう。まずは iTunes を最新版にする事。あまり古いパソコンですとこれが出来ない場合が有ります。最新の iPhone には最新の iTunes が必要です。そして最新の iTunes にはそこそこ新しいパソコン（ＯＳ）が必要です。あまり古い場合 iTunes をインストール出来ません。ひとまずはアップルのサイトに行って最新版の iTunes をダウンロードするか、iTunes を起動してアップデートの確認を行いましょう。また iTunes の環境設定のデバイスで、自動で同期作業を開始しない様に設定しておいて下さい。２番目に３Gのバックアップを作成する事です。普段からバックアップを作成している方は大丈夫です。普段さぼっている方はきちんとバックアップ出来るか確認して下さい。機種変の直前にバックアップを再度作りますが、その時になって慌てない様に。さぼっていた方はここで iPhone のデータを上書きなどしない様に注意して下さい。また iPhone で直接アプリや音楽をダウンロードしていた方はダウンロードしたものが iTunes 側にコピーされている事を確認しましょう。初心や動画も同じです。ちゃんとパソコン側にコピーしておきましょう。また iPhone の名称にも注意しましょう。今後は２台の iPhone を管理しますので、区別のつき易い名前に変えておきましょう。ＸＸのiPhone みたいな名称ですのでせめて ＸＸの 3G みたいに変えておきましょう。その上で Apple ID とそのパスワードも確認しておきましょう。次は iPhone 4 が届いて実際の機種変作業になります。普通はお店で SIM の変更作業をしますからお店に行く直前に念のため３Gのバックアップ（同期）を行ってから行きましょう。このバックアップ後から最終的な移行作業が終わる迄の間の MMS などは失われるのでそのつもりで。また３Gで使用していた SIM は無効化されますがそのまま貰っておいて下さい。大抵そのまま入れっぱなしにはなっていると思いますが、基本的にはお店で回収される事になっています。言えば必ず貰えますので貰っておきましょう。再利用時に必要になります。お店では SIM を切換えたら４Sの初期設定を行ってくれます。何だったらこの処置は飛ばしておいてもかまいません。どうせ再度設定し直しになります。とは言え電話が出来るぐらいの確認はしておいた方が良いのでまあそのまま作業をお願いしておきましょう。で、自宅に戻ったら最後のバックアップですが、直前のバックアップ後に特に何もなければその作業は不要です。新しい iPhone を接続するとこのパソコンと同期させるかとかなんだかのメッセージが表示されるはずですが、ともかくそのまま「復元」を選択します。色々メッセージが表示されると思いますので注意して読んで作業を続けて下さい。復元するバックアップの選択画面で３Gの最後のバックアップを選択しましょう。一旦完全に初期化され、その後で３Gのデータを復元してくれます。かなり時間がかかります。数時間は余裕を持って見込んでおきましょう。焦るとミスをし易いものです。完全に復元作業迄終了したらＯＫですが、この時についでに名称の変更と、この時の状態をバックアップしておく事をお勧めします。残った３Gは電話、SMS/MMS と３G回線によるデータ通信が利用出来なくなるだけで後は今まで通り利用可能です。Wi-Fi の利用可能な場所であれば Skype や Viber での音声通話も出来ます。