337

view

ほー、初めてのデジカメにしては、なかなか幅が広くチャレンジャーなチョイスですね。今まではフィルムのカメラを使って、それなりに撮影経験は有るということでしょうか。フィルムカメラと比べてデジタルカメラの良いところは何百枚でも撮影しまくることができる点でしょう。現像もプリントも必要ありませんから。しかし「撮りまくる」を生かすには、常に携行出来るというのが重要に思えます。それもバッグでなくポケットに。そういう意味ではLUMIX DMC -LX5だけは私は選択しません。性能／機能面では王道を行く機種なんですが。SONYはWX7ですか？HX7でなく。コンパクトで常に携行出来、お手軽にキレイな写真が撮れる。そういう選択もありでしょう。構図やタイミングに専念できますからね。実は連写合成を応用した非常に進んだオート機能が詰め込まれており、その能力を引き出せば凄く良い写真が撮れるでしょう。CASIOのZR100はある意味、技術てんこ盛りの異次元マシーンです。普通のデジカメとしても使えるので、このマシーンの潜在能力に気付かずに一生を終えるユーザもいるかも知れません。使い過ぎるくらい使ってナンボのチョイスと言えるでしょう。Canon PowerShot S95は４機種の中では一番地味です。S90という前のモデルがあり、そのユーザの不満を解消しつつ進化した機種で一見すると同一機種に見えるくらいです。前の２機種に比べれば機能的には遅れてる観がありますが、製品としての完成度はむしろ高いのではないでしょうか。最近のデジカメはどれも、失敗を防ぎ、より良い写真を得ようとしてカメラの方から積極的にアシストしてくる、そんなイメージがあります。しかし、アシストの程度は機種によって全然違います。SONYのWX7はさりげなく強力に。CASIOのZR100は堂々と強力にアシストしくるイメージ。それらに比べてS95のアシストは控え目なイメージです。使用者の腕前を信じてるとでも言いたいかのようです。それゆえ、S95を使ってるというだけで周りから一目置かれる…と、ユーザ自身が思い込んでいるフシがあります。腕に自信がある保守的な写真家。あるいはそう思われたい見栄っ張り、あるいは、そうなりたいと憧れているのならS95は良い選択だと思います。----ただs95はバッテリーの容量が不足気味なので予備バッテリーの調達もお勧めします。私は安い互換バッテリーを使ってます。