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質問を読む限り、カメラ初心者の割にはいい悪いを見分けるセンスがありそうなので、丁寧にお答えします。答えから先に申し上げます。DMC-GF2とE-PL1の本体の差はほとんどありません。レンズでE-PL1を選ぶのが正解です。シャッタースピードも今はファームウェアのアップデートで早くなっています。デジタルカメラの総合的な画質は、本体よりレンズのほうが大きく左右します。値段を考えるとわかりますが、比較的安い一眼やミラーレスについているキットレンズはたいしていいレンズではありません。まあ、おまけ程度に考えた方がいいでしょう。プロやマニアの写真が非常に良く撮れている理由の一つは、彼らは高価なレンズを使っているというのもあります。美しいボケは明るいレンズが必要です。パナの20mm, 25mmであればプロと同じ非常に美しいボケで写真が撮れます。作例はFlickr.comでLumix 20mmでサーチしてみてください。GF1が今でも高額で取引されているのは付属のキットレンズが20mmだからです。GF２以降に付属しているパンケーキやズームではきれいにぼけませんので注意してください。現行品のオリンパスに付属のズームはまあまあです。値段を考えるとすごいお買い得です。パナの20mm, 25mmはずばらしい傑作レンズで、撮影条件によっては50万円のライカのレンズと比べてもまったく遜色ありません。お金が出来たらぜひ買いましょう。サイズに関して言えば、いい写真を撮るためにはプロでない限り小さいカメラが圧倒的に有利です。なぜなら、大きいカメラを買ってみればわかりますが、仕事でもない限り持って歩く頻度が圧倒的に減ります。めんどくさいので携帯で撮影することが多くなると思います。まったくの本末転倒です。特に旅行に持って行くということであればなおさらです。巨大な一眼を持っていても、いつも持ち歩かないでシャッターチャンスを逃してしまっては意味がありません。実際にプロもプライベートではLX5やPENを持ち歩いている人がほとんどです。一眼を普段から持ち歩いているプロはほとんどいません。特に安い一眼というのは、プロと同じ外見をしていて、いかにもいい写真が撮れそうだということで、何も知らないプロ気分に浸りたい素人をだます罠のようなものと思って差し支えありません。一眼レフを買わないという選択はまったく正しいので、心配する必要はありません。特に安い一眼レフはレンズが安いので写りが汚いですよ。Flickr.comで比較すれば一目瞭然です。ミラーレスで比較すると、出たばかりのニコンの情報はないのですが、SONYとマイクロフォーザーズを比べた場合、写りがいいのはマイクロフォーザーズです。ソニーのキットレンズはまじでひどいものです。将来的には（数年後）Sonyもいいレンズがそろうかもしれませんが、物理学の法則により、NEXのセンサーサイズでいいレンズとなるとどうしても高価格化、巨大化するので、SONYが本当にいいレンズをNEX用にそろえてくるのかはかなり疑問です。おそらく、そこそこのレンズで小さいものをそろえてくるでしょう。逆に、マイクロフォーザーズのほうは、ここ数年でプロの仕様に耐えるレンズを超小型で実現してきています。（理論的にはセンサーがフルサイズの半分なので、レンズも半分の大きさでフルサイズと同じクオリティのものが作れます。）本体はどんどん買い替えられますが、レンズはいったん買い出すとフォーマットを変えられなくなるので、ここは十分よく考えて選択した方がいいですね。ボケについてはちょっと難しいのですが、被写体震度というのが関係してきて、望遠レンズになればなるほど、レンズが明るいほど、センサーサイズが大きいほどぼけやすくなります。一般的な暗いキットレンズのついた一眼レフよりGF1+20mmのほうがボケるのはそのためです。