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以下306の光軸調整です。406も多分同じだと思います。

上下（縦軸）の調整
ライトの背後向かって外側に茶色っぽいプラスチックのボックスがあり、その背後にヘキサゴン（六角）の6mmくらいが真上から入るプラスチックのネジがあります。そいつをぐりぐり回してください。ちなみに茶色のボックスは車内の光軸レベル調整スイッチと連動したモーターが入っているので、スイッチを動かしたときウイーンと音が出ます。

左右（横軸）の調整
ライトの背後向かって内側下部にプラスチックでヘキサゴンが真上から入る白のネジがあります。これをぐりぐり回してください。ただし、このネジの受けとなっているプラスチックのステーは経年劣化でもろくなっていることが多く、無理に回すと割れてしまうことがあります。ネジ周辺の構造を良く見ると縦に回転するネジがそのすぐ下で横に回転するロッドとギアでかみ合っています。プラスチックのもろいステーのコンディションによってはネジが空回りしますので、片手でサポートするなど、どうにかして横に回転するロッドを回す必要がある場合があります。あらかじめギアの周辺にシリコンスプレーをかけておくとずいぶん楽に回り壊す心配が少なくなります。

余談ですが、室内の光軸調整スイッチと光軸が連動しない、または左右のライトがちぐはぐに動いてしまうなどの場合、上記の茶色いボックス内にある基盤が水分などでショートしかけていることがあります。少しこつがいりますが、分解して乾かすとたいてい治ります。