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アウディは修理が高いですからね。


８万キロというと、そろそろタイミングベルトを買えるころですね。同時にオルターネーターや水ポンプ、エアコンコンプレッサーなども交換するころです。

でアウディは例えばオルタネーター一つ変えるにも車の前面のメンバーやラジエーター、コンデンサー、ライト類をはずさなければいけません。

とすると、当然クーラントやエアコンの冷媒、ドライヤーなども交換することになるので、どれか一つ壊れるたびに前面をはぐると大変です。どうせ剥ぐなら、と上記全部替えるとします。

これをディーラーでやりますと部品代、工賃コミで50-70万もの価格になります。エアコン全体を整備するとA6なら１００万コースでしょうか。

要するに８万キロあたりのアウディには５０万程度かかる整備がまっていることを覚悟しなければいけないのです。

よってアウディの中古は買いにくいのです。よって中古は足元を見て売り叩かれます。よっておすすめではありません。

ベンツもこのころのW211は欠陥がおおいですが、おおむね解決していると思います。ベンツの場合、オルタネーターも水ポンプもエアコンコンプレッサーも車上整備できます。車の前面をはぐる必要がないのです。BMWもです。横置きエンジンのVWもです。

ようするに縦置きエンジンのアウディだけ整備は要注意です。そもそも前車軸より前にV6やV8の全体重が載っている車って、まちがったレイアウトなんですよ、そもそも。

ウソだとおもったら、外車整備をやっている工場に聞いてみてください。電話で18年式A6 2.4 FFが8万キロもっているのだけど、タイミングベルトや水ポンプなどそろそろ交換することになるのだけど、いくらぐらいになるものかね、と聞いてみてください。

面白い話がきけますよ。