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新車ではないですが、1956年型のＶＷ ＴＹＰＥ２を10年以上乗っております。マニアックの極致かもしれませんが・・・
年間の走行距離は1万キロ以上です。
維持費は、基本的には、ガソリン・保険・税金・消耗部品ですね。
車検費用は、全体で１５万程度だと思います。ただし車検時に、マフラー交換や、古いのでブレーキマスターをシングルからタンデムになど、多少カスタムを追加しながら乗ってきたので、実際には15万に＋数万かかります。
時々エンジンや下回りを確認し、不具合やオイル漏れ（シールが頼りない部品しか手に入らないこともあるので）などないか確認し、あればその都度消耗部品と判断し、交換等を行ってもらいます。空冷ＶＷは、生産台数が半端なく多いので、アフターマーケットでの部品も多く、またその分粗悪品も多いですが、部品がなくて見つかるまで動かせないということはなかったですね。また、意外と部品代も安いんです。困るのは、純正のマークの入っている部品にこだわったりするときが困りますが、どこで妥協するかです。また、なかなか見つからないのが、ガラスやボディパネル類です。オークション等で時々チェックして、ストックすることもあります。そういうのが、また楽しみでもあるんですが・・・
マニアックな車の場合、時分が整備等のエキスパートでない方が多いと思いますが、良心的な主治医のいるＳＨＯＰと部品を探すネットワークなどあれば、問題なく乗れます。ＰＣのない時代でも、雑誌で海外のパーツセンターが紹介され、手紙とＦＡＸで個人輸入もできていたので、そのころに比べるいまはもっと便利で情報も多いでしょう。ただし、粗悪品やだまされるというリスクももちろんありますが。
今後はすぐに乗り換える予定はないですが、家族構成が4人以下になったら、乗ってみたい車があるので、乗り換える予定です。またこれもマニアックですが。ＯＬＤ ＣＩＴＲＯＥＮを考えています。