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ACC(全車速追従機能付クルーズコントロール)がほぼ全車種についているのは、
ボルボ、レクサス、ベンツ、スバルです。マツダもオプションでありますが、700万円以下程度でお考えならば、200万円台のマツダは除外していいでしょう。


ボルボ、レクサス、ベンツはデジタルカメラとミリ波レーダにより前車を認識しているACCです。ミリ波レーダの認識距離は70m以上あり、視界不良や雨などにも左右されないので、様々な状況下で使えます。デジタルカメラがついている理由は、自転車や歩行者の検知、車線の認識、前車のブレーキランプの確認、速度制限の標識の検知のためです。

スバルはデジタルカメラにより前の車を認識していますが、デジタルカメラの認識距離は約50mとなっています。その為、加減速のきついACCとなります。また強い逆光や霧など視界不良下での信頼性にかけます。但しミリ波レーダを付けない分安価です。

ボルボのACCは使い勝手がいいです。ボルボ以外のACCは前車が停止し自車も停止した場合OFFになるので、前車が動き出したらボタンを押すかアクセルを踏む必要があります。しかしボルボの場合、自車が停止してから3秒間はOFFにならないので、3秒以内に前車が動き出した場合、何もしないでついて行きます。渋滞時にこれは重宝します。
レクサスのACCは特に不満はありません。
ベンツのACCは使い勝手が悪いです。前車が停止し自車も停止しACCがOFFになり、前車が走り出したのでACCをONにしても、かなり車間が開かないと走り出しません。信号が青になったのに気づいていないと後車に思われるほど、車間を開けてから走り出します。これでは渋滞を悪化させますし、そうしない為にアクセルを踏まなくてはいけません。ACCの価値を1/3ほど損なっています。

ボディータイプその他インテリセーフティーや加速性能など等も限定していただけると具体的にかけますが、ACCがついている車種はかなりありますので、メーカーだけにとどめます。