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基本的に、アルトのように背が低くて軽い車は燃費が良いハズです。
しかし、先代アルトには「安さが第一」ということで、3速AT車がありました。
現在のアルトは3ATが廃止され、4ATかCVT（無段変速AT）、それに5MTになりました。

MTが運転できるなら安定して燃費が出せるのですが、CVTを含むAT車で燃費を出すにはミッションの癖を読む必要があります。
漫然と運転するのと、癖を掴んでアクセルワークでギアチェンジするのではびっくりするほど燃費が変わります。だから私はATの方が運転が難しいと思ってます。
カタログ上の燃費はCVTの方が良いのに、実際の燃費は5MTの方が良い車が多いです。

また、燃費は「一度に車を出して走る距離」で左右されます。
チョイ乗りが多い時と、長距離ドライブする時では同じ車でも燃費が倍も違うのがあたりまえです。
3ATのアルトでも長距離ドライブすれば結構伸びるのですが、その友人は悪い条件が重なってしまったのでしょう。

ところで、現行アルトFは子育てに適した車とは言えません。
まずリヤヘッドレストがないので、ジュニアシートを卒業してから追突されたらムチ打ち確定です。日常よくある軽微な追突でも酷くなります。（昨日も軽微な追突事故現場を見ました）
最低でも定員分のヘッドレストは必要です。

ちょっと前の車はリヤシートベルトにチャイルドシート固定のためのロック機構（ALR）がありました。
しかし子供が遊んで首に絡んで危険ということから順次廃止されました。
http://carlifenews.jp/safe/20080417_416.php
※この記事は廃止される前の記事です。

ALRのない車でチャイルドシートをきちっと固定するには、リヤシートリクライニングやスライドを活用すると楽です。こうすれば安いチャイルドシートでも充分です。
http://www.baby-pro.co.jp/morimoto/html/hanessfl/harnessft.htm
スライドもリクライニングもALRもない車の場合、「ISO-FIX」タイプのチャイルドシートがおすすめになり、お金がかかります。
http://www.takata.com/childseat/product/04_ifix/index.html

また、アルトの荷室で充分でしょうか？
2人目が生まれたらほとんどの人が足りなくなり、車を買い替えます。セカンドカーだとしてもベビーカー積んだらイッパイイッパイなんです。

だから、ワゴンRのヒット以来背が高い軽自動車ばかり売れるようになりました。
アルトやミラなど昔からの軽乗用車は独身か、子育てを終えた人の通勤車となってしまいました。

今、一番売れている軽自動車は「Nボックス」だそうです。
背高ワゴンでスライドドアの割に、燃費頑張ってます。
私は後席が後ろ過ぎるNボよりも荷室重視のNボ「＋」の方が子育てに向いていると思いますが、いずれにしても140万円以上します。ターボ付きだと170万円です。
これだけ高いと「軽自動車にこだわるのってどうなの？」って思うんですが、どうしても軽じゃなければダメ。しかし我慢はしたくないという欲張りなニーズが日本にたくさんあり、マッチしているのでしょう。

質問者さんも軽じゃないといけない理由があるのでしょう。
子育ての使いやすさと、燃費や価格のバランスが良く、軽自動車の旨味があるのはワゴンRあたりだと思います。
リヤシートが思いっきりスライドするので安いチャイルドシートでも取り付け簡単です。