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音にも２つあって、
ベルトが空転する「スリップ」音と、
もう一つは、ベルトとプーリー（ベルトが掛かっている部品）が擦れる「摩擦」音。（空転はしていない）

スリップ音の時はかなり激しい音です。
発進時とか、エアコンがONに鳴った時に「キュルルルル〜〜」とかの音です。
街行く人が振り返って恥ずかしい位の音です。(^^;
アイドリングの時は音が出ない場合もあります。

摩擦音はスリップ音より音は小さめです。
アイドリングの時も、発進時も一定の感じで、
常にあぶら切れの様な音でキュルキュルいいます。


で、摩擦音の場合は個体差によります。
プーリーとベルトの摩擦面の擦れる音なので、
テンションが適正でも緩くても、鳴る時は鳴ります。
ただ、適正でも鳴る音は、音自体が性能・機能に影響しないので、
その様な場合に鳴き止め剤を使います。

雨降りに良く起きるとの事なので、スリップ音ではなく摩擦音だと思います。
ベルトとかブレーキとかは湿度によって摩擦抵抗が変わり影響を受けます。
特に、摩擦するもの同士の片方だけを交換すると「可能性」は高くなります。
（個体差に依るので全部ではないですが）

こういう問題は非常に微妙で、目で確認出来ない程度の摩耗とか形状とか、表面の変化に影響されます。

とりあえずはベルトのテンションを確認してもらって、適正でも鳴るのなら、
下記の対処を検討してみては？

ベルトが掛かっているプーリーで、音が出ている物を探し、そのプーリーを交換してみる。
ベルトとプーリー表面の摩耗が変化してくれば、音は発生しなくなってくる可能性があるので、
その都度ベルトの鳴き止めスプレーを使い、摩耗変化してくるのを待つ。

注：（補記類＝エアコンコンプレッサーやオルタネーターとか、の不調が無いとも言えません。
回される物の抵抗が大きくなったり、摩耗で軸の角度が変わって当たり面が変わった、とかがあれば、
当然ベルトやプーリーの負担や摩擦が増えます）

注：通常の雨程度ではベルトを潤滑する（するの？）程の大量の水がエンジンルームに入ることは無いです。ボディ（フロントグリル）、エアコンコア、ラジエターコア、冷却ファンの隙間を通過できて、初めてベルトまで到達できます。

大体、ベルトが掛かってるのは発電機もあるのですよ。漏電するって。