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セラ自体は、その当時のコルサ・ターセルのパワートレーンやアンダーボディを流用していますので、極端に動力性能が優れてると言うこともありません。実用車ベースですから、タフなのは間違いないですけど。

天井というのはなくて、ドアが天井まで回ってるのですが全域ガラスで、室内は温室です。エアコンシステムは先の通りターセルコルサ系の流用ですので、エアコン能力不足で、今年のような曇りがちな時は別ですが、昨年のような酷暑状態では室内は全然涼しくありません。窓も通常のクルマの後ろ下1/4程度しか開かないので、走行風もあまり入ってきません。

道路運送車両法第3章保安基準で、カーフィルムはフロントウィンドとフロントドアガラスウィンドには貼り付け出来ないんですけど、セラのガラスはまさにフロントウィンドガラスとフロントドアガラスなので、カーフィルムを貼ることが出来ません。天井部分であってもドアガラスです。

セラはドアその物の重量が60kg前後有り、その重量をほぼ全て超強力なガスダンパーで支えているのですが、新品交換後4年程度で機能低下して、ドアの重量全てを人が支えなければならなくなります。乗車する時に開く方は未だ良いんですが、乗車後に閉める時に苦労します。

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日本製でガルウィングを採用している量産車と言ったら、他にはバブル期にマツダが軽自動車枠で製造したAZ-1位しかないです。とんでもなく小さいので、身長180cm位有ると身体が入りません。