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まず、はじめに。
プレミアムカーをご所望のようですが、プレミアムの意味が「ステイタス」であれば、型遅れの時点で失格です。ですので、私はプレミアムを「高品質」「上質」と解釈して回答します。

①のレクサスGSがCPOであれば、迷わず①を選択。
どこぞの流通経路が怪しいGSなのであれば、選択肢に該当無しです。

理由は、
①CPOであれば、12品目の部品交換と90項目の点検が強制的に実施されるので、型落ちを気にしなければ品質は選択肢の中で一番高いです。入手後の維持費も、2年間のメンテパックが付随するので気にする必要がない上、万が一の際は、他の選択肢に無いGLINKの緊急コールが命綱になります。街中でのソフトな乗り心地を期待すると裏切られるかもしれませんが、中高速ではダンピングの効いた快適な乗り心地です。静粛性能はレクサスの得意分野ですので、整備されたCPOであれば満足される筈です。優先順位に上げられた１．安全性 ２．故障の少なさ・メンテナンス費用の安さ ３．快適性において、GSのCPOは全て合致すると思います。
ところがCPOでないGSの場合、品質にかなりバラツキがあり、故障した際の修理にレクサス正規店舗でないと対応できない類いの故障でも、修理を断られるリスクがありますので、お勧めできません。(この知恵袋でも、レクサス店舗に見放された相談が山のように見つかる筈です。安いメリットの代償は小さくないということです)
②新車の335iであれば、エンジンの気持ち良さだけで選択する価値がありますが、中古の320iとなると、何の魅力もありません。BMWのシルキーシックスは、他では得られない価値がありますが、直4は退屈でトヨタのそれと何ら変わりません。当然、高級感など皆無です。内装も、CクラスやISに比べると樹脂部品がプラスチッキーで安っぽく、プレミアムにはほど遠いです。ご存じだと思いますが、日本に入ってきている3シリーズは南アフリカ製ですので、高品質なドイツ車をイメージすると裏切られます。発展途上国で製造されたメーカー保証切れ中古車など、怖くて乗れません。「JDパワー、自動車耐久品質調査」で検索すれば、いかにBMWの3年落ちが故障するかが理解できる筈です。
③Cクラス以上になると非常に上質で、正直、メイド・イン・ジャパン至上主義の私も、現行メルセデスのCクラス以上の車種はレクサスよりも高級感を感じますが、A、B、Vクラスはハッキリと安っぽさを感じます。量販目的で作られたメルセデスの大衆車ですから、内装も快適性も選択肢の中で最下位だと思います。Cクラスの内装品質と、あそこまで差別化する必要があるのでしょうかね？
④実用車としてはとても良くできた車で、スバルらしい真面目な造りですが、プレミアムや快適性は感じません。安全性、故障の少なさは高得点ですが、3の快適性は並だとお思います。3の項目がスポーティーさになると、レヴォーグでも有りだと思います。
⑤ハリアーは現行型から車格が1ランク格下げされ、国内専用車となりましたので、安全性は高くはありません。例えば、兄弟車のレクサスＮXよりもサスペンションの太さが細い上、パフォーマンスダンパーも省略されています。貧弱な足回りが幸いして低速で快適な乗り心地になっていますが、高速や山坂道での安定性に欠けますので、調子に乗って飛ばすと、間違いなく同乗者から「気持ち悪い」というクレームが出ます。