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物理的に考えれば、明らかにベルタのほうが安全です。
最後部の断面積が小さく、強度がある上、
トランク分の長さも数十センチありますから、
当然ベルタのほうが追突されたときには安全でしょう。

１つ恐ろしい話をお聞かせします。

以前、私の友人(1500ccステーションワゴン)が
高速道路で多重追突事故に巻き込まれました。

図で書きますと、イメージ的には
←前 大型一般車友人一般車一般車大型 後
こんな感じだったかな？

後ろから次々とぶつかって来られる度に車体が潰れてどんどん短くなり、
最終的に「運転席スペースの半分くらい」しか残らなかったそうです。
前方車両の方は小型車？軽自動車？だった為、潰れてしまい、
亡くなってしまったそうです。
友人も「全長が少し短いコンパクトカーであれば俺も死んでいただろう」といって、
それ以来、ある程度長さのある車や、
小さくても外車等の頑丈な車を乗り継いでますね。
日本の交通は渋滞社会です。
こういう事故は稀に一般道でも起こりますから、
全長が長いに越したことはありません。

いくら自動車開発の技術が進み、衝突安全性が上がったとは言え、
重さや長さ等の物理的な壁は簡単に乗り越えられないでしょう。
よくメーカーが公表している
「一方向の衝突安全性試験」(前方やオフセット衝突、追突)は
たしかに１つの指標とはなりますし年々進化していますが、
あくまでも１方向で、しかも１度きりの衝撃に対する指標です。

複合的要因による事故の場合には、
２度目、３度目の衝撃もありますし、多方向から力が加わる場合もあります。
このときは、物理的な法則も想像以上に大きく影響すると思っています。
試験通り、単純な１方向だけの事故ばかりとは限りませんからね。
というわけで、私も基本的にセダンか長いワゴンを選びます。

「俺が死んでもいいのか！？」
そうでも言わないと、女性の車に対する意見は簡単変わらないでしょう。笑
それくらい言ってもいいと思います。
私はやはりベルタをおすすめします。

あ、ちなみにベルタのほうが
ヴィッツより若干ホイールベースも長く、走行性能も安定しています。
荷物もヴィッツよりは載りますので便利だと思いますよ。
レンタカーで何度か乗りましたが、乗り易くていい車でした。

奥さまと喧嘩なさらないように(笑)、
よいお買い物ができると良いですね！