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この中で、車として一番クオリティが高いのはレガシイでしょうね。スバルの中心車種ですし。3列シート車として期待するとがっかりですが、2列で問題ないならエクシーガやジオもアリです。レガシイよりも安いとなるとアテンザ。アテンザは安くて内装などの高級感がないですが、走りはいいです。フィールダーはさらに安く、実用車として必要十分な性能で、維持費も一番安いと思います。狭くても3列目がないよりはあったほうがマシというのならエクシーガかジオ、クオリティの高さを求めるならレガシイ、次いでアテンザ。経済性ならフィールダーでしょう。

クオリティが高いのはレガシイと書きましたが、それはあくまでハード面での話。ナビやらオーディオやらのソフト面では、車両本体が安い車にオプションで付けた方が、同じ金額の車でも満足度が高いでしょう。また、グレードによっては付けられないオプションもある場合も少なくないので、そこもしっかりチェックする必要があります。たとえば、あまり質問者さんには関係ないかもしれませんが、この中でMTも選べるのはフィールダーだけです。レガシイだと予算内にはMTグレードがないですし、アテンザもワゴンにはATしかない。MTかATかだけでなく、横滑り防止やサイドエアバッグなどの安全装備、内外装の細かいデザインなどは、グレードによって限られることもあるので、そこはしっかり確認してくださいね。

5ナンバー3ナンバーと税金は直接関係がありません。このナンバー区分にもはや意味はありません。税金は、自動車税が排気量、自動車重量税が重量に応じてかかります。どちらも500kg/500ccごとに区分されています。重量はよくわかりませんが、自動車税は

1500ccのフィールダー＞1800ccのフィールダー＝2000ccのエクシーガ＞2500ccのエクシーガ、レガシイ、アテンザワゴン、2400ccのジオ＞＞3500ccのジオ

となります。税金区分では「2000cc以上2500cc未満」となっていますが、国産車の多くはこの500cc刻みの微妙な排気量の場合、2500ccより少し少ない2457ccなどです(そもそもエンジンが円筒型をしている時点で円周率が出てくるので、ぴったりの数字にはならない)。つまり、アテンザワゴンなどは2500cc「未満」になり、2400ccと同じになります。

重量までは分からないので何とも言えませんが、基本的に重くて排気量が大きい(あるいはターボ付きの)ほうが燃費は悪くなりますし、重いとタイヤの減りなども早くなります。つまり、維持費がかかります。ですから、たとえ同じ値段でも、「格上の車にそこそこの装備」の車のほうが、「格下の車に豪華装備」のほうが維持費は安くすむでしょう。