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FMCしようにも出来なかったんだと思います。

ご存知のとおりシーマの登場は2001年1月、プレジデントの登場は2003年10月ですから、日本車のモデルサイクルを考えると長引いても2007年あたりでFMCというのが妥当なんです。
あるいは脅威となるLSの登場を見越して2006年にしたほうがもっと現実的だったと思います。

しかし、バブルがはじけて以降は個人で高額車両を買う人が減った上、その多くが法人需要に頼った販売だったのは事実。
ましてや、セルシオやLSのように根強いファンを持つわけでもなく、革新的な装備を持っていたわけでもないのに（ナビにいたっては未だDVD方式）それらとは価格的にはそれほど大きな開きがなかったというのも販売低迷に拍車をかけたといえます。

したがって、減価償却がなかなか進まず、容易に開発が出来なかったからMCで延命を図ったんだと思います。

個人客だとよほど思い入れがない限りは駆け込み需要をしてまで買わないと思います。
ただし、ハイヤー等の各法人に最終在庫処分として納車する可能性はあると思います。