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ＶＧターボ所有時にＶＱターボを新車時数日間借りて乗りました。
あくまで、新車時の印象と思ってください。

比較的ＶＧは野太い音で、ガソリンを濃く燃やしている感じでしたが、
ＶＱは軽くフリクションの少ない感覚なのにパワーが一枚上手で「すごい」が正直な感想でした。
３２グロリアターボと３３グロリアターボの比較でしたが、
３３のほうがパワー・トルクともあり、中速・高速時からのもう一踏みでもう一歩前へ出る感じでした。
しかし、じつはそれはパワーソースの違いだけでなく、リヤ周りの剛性アップがかなり効いていました。

３２では高速でアリストにもう一歩のところで追いつかないところもありましたが、３３なら追いついて行けました。
ただ、インタークーラーの分なのかかわかりませんが、ＶＧのほうがアクセルレスポンスが良かったと記憶しています。

現在での比較では、よりパワーがあってボディの強いＶＱでしょうが、
それよりも個体の状態差のほうが気になります。
程度の良い３２と程度のそうでもない３３でしたら３２のほうがいいでしょう。
燃費も同じです。程度の良いＶＧターボは８キロくらいで走れますが、程度が悪いと４～５キロでも不思議はありません。
ＶＱは割りとばらつきが少ないため、安定して７～８キロ、おとなしくエコランすれば９キロ代も可能です。
ただ、ＶＱでも手入れが悪く状態が良くなければ程度の良いＶＧに負けるでしょう。

あくまで程度の良い物件同士の比較なら３３のほうが何かと良いと思います。故障も少ないですし。

追記です

ＶＧについてですが、レスポンスがいいのですが、やはりハイギヤードのトルコンＡＴとの組み合わせですから、
中低速ではＢＭＷ Ｍ３のようなレスポンスは期待できません。
１００キロを大きく超えて走る場合（があったらと仮定してください・・・ね）や山道を２速ホールドでガンガン踏んでいく場合に
ガンとふめばドンと出る、ＶＱだと、ガンと踏むと半呼吸後にドカンと出る感じです。
ターボが効き切った後のパワーはＶＱが一枚上手です。それと、確かにレッド近くの伸びきり感もＶＧよりＶＱです。
でも、個人的にはＶＧの粗さが好きです。