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CR-V自体の価格は上がってますが、ライバル車と比べた車格は同じではないでしょうか？
SUVに限らず、車全体の車格が上がってるんだと思います。
1.3〜1.5Ｌクラスだったシビックは、今は1.8〜2Ｌです。
アコードも1.8Ｌクラスだったものが、今では2〜2.4Ｌです。
その代わりとして、1.3〜1.5Ｌのフィットが生まれたのです。
（その前にロゴってのもありましたね）

CR-Vはもともとアコードクラスの排気量＆価格だったと思いますが、
２代目がアメリカでヒットしたおかげで2.4Ｌになり、３代目はボディがさらに大きくなりました。
日本では初代が一番売れましたが、２代目は初代ほど売れませんでした。
つまり、３代目になるときに、より市場が大きいアメリカのための車になったということです。
また、CR-Vは日本やアメリカ以外の国でも売られる、世界戦略車になったことも関係しているでしょう。
CR-Vは今ではアコードに並ぶ、ホンダの基幹車種です。
（RAV4なども同じ理由でボディサイズや排気量アップしています）

どのクラスのSUVかと言えば、ボディサイズで見るか、価格で見るか、排気量で見るかによって違ってきますが、
一般的には、RAV4、エクストレイル、フォレスター、アウトランダーなどと同じ、全長4.5ｍ、全幅1.8ｍ程度の、2〜2.5Ｌクラスです。
ハリアーやムラーノなどのクラス向けには、アメリカにはパイロットやアキュラMDXというSUVがあります。
これらは全長4.8ｍ、全幅1.9ｍ程度で、3〜3.5Ｌの排気量を持つ、１クラス上のモデルです。
日本でのCR-Vの価格が高くなったのは、ハリアーやムラーノの2.4〜2.5Ｌグレードに対抗する意味もあるらしいですが、
それ以上にボディが大きくなったことと、装備を充実させたことが理由だと思います。


ちなみにSUVはSport Utility Vehicleの略で、FFだろうがFRだろうが4WDだろうが関係ありません。
フレーム付きボディか、モノコックかも関係ありません。
今では全部ひっくるめて、車高＆地上高が高いオフロード4WD的な形の車を「SUV」と呼んでいます。
むしろパートタイム4WDやセンターでフロック機構を採用するものは多くなく、
CR-VやRAV4のようなスタンバイ式4WDか、FFが主流です。
アメリカではセダン代わりに乗れる、燃費のいいFF車も売れているようです。

ちなみに昔はクロカン四駆って言われていたエスクードは、CR-Vと同じクラスになります。
パジェロやプラドは１クラス上になります。ランクルは２クラス上ですね。