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理由は、
安い、軽い、壊れない（部品点数的意味で）、速い。

2000ccNAクラスでは、FRよりFFの方が速いんです。
無論、シビックやインテグラに対抗してくる
2000ccの大本気FRが存在しなかったというのもありますが。
もっと馬力が上がってくれば、
トラクションとかの理由でFR、MRが有利です。

安い：長大なプロペラシャフトが存在しない
軽い：上と同じ
速い：S2000よりシビックとかの方が、サーキットでは速いです。
壊れない：部品が少なければ、壊れる確立も低い。

で、ホンダがFFに拘った最大の理由。
それは効率です。

FRってのは、エンジン出力軸を90°折り曲げて後輪を回す。
ここで、損失が生まれます。
なら、最初からエンジン出力軸とドライブシャフトが同じ向きのほうが、
効率がいいという本田宗一郎氏の考え方。
これにより、ホンダの初期のF1マシンは唯一の横置きエンジンだった。

上記4点と本田宗一郎氏の言葉。これらは全て効率化なんです。
効率を追い求めた結果、
必然的にこのクラスをして、FFスポーツカーとなった。
という風に個人的には解釈してます。

ちなみに、NSXもFF系エンジン・ミッションですよ。
これをリヤにつんでリヤミドシップとしました。
ですんで、FRの機械的技術はほとんどいらないのです。

S2000はFRですが、
これはどっちかというと、サーキットタイムより、
走る楽しさと速さを求めた結果ではないでしょうか。
Sシリーズは昔からFRだったようですし。
なんてったってホンダ50周年記念モデルですからね、思いは格別かと。

昔から、いろいろな資料や本を読んだ結果がこれです。
ホンダファンの方、違うだろといって、石を投げないでください。
S2000もNSXもインテグラもシビックも大好きなんです！