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このクルマは日本と北米、ＥＵ先進国をターゲットとして発売されました。
２０００Ｖ６は日本市場では当初は販売されず、ＥＵ向けで５ＭＴの２０００ｃｃがラインナップされていました。日本は２５００ｃｃのＶ６（ＫＬ－ＺＥ）が２８０万円で販売され（ＩＨＩと共同開発のミラーもありましたがミラーサイクルエンブレムを付けた個体はあまり見た記憶がありません。）ましたが、当時不況の影響に加え「レガシィ」、「カルデナ」などで起こったワゴンブームで 販売が悪化しました。 北米、特にアメリカ人はＥセグメントクラスのこのクルマに直四は考えられませんでしたし、四気筒は日本でいえば軽自動車に例えられてしまいます。（ユーノスロードースターにも中年男性がマスタングのＶ８をのせて走っているクラブが存在。） 更に国際通貨危機、金融不安、マツダに対するブランドイメージ？もたぶんにあるかと・・・・。 かなり話がそれましたが、私は最終モデルの２０００を新車購入して１１年目になります。
２０００ｃｃのＫＦ－ＺＥ型が（日本市場に投入されたのは９８年７月のマイナーチェンジです。（４ＡＴ。） エンジンルームが狭いと書かれていますが、かなり広いです。 トランスアクスルなどが場所をＦＦ車は取っているのでＦＲよりは狭いのは確かですが、 エンジンルームを掃除、または点検する時も場所によっては地面がみえます。 このＫ２．０シリーズＶ６はけして静粛性は高くないのですが、アクセルを踏むとレッツドゾーン近くまで気持ちよくまわり、 ます。 また一年後（９４年）に発売された、ＨＡ３2型初代ＦＦセフィーロも２０００ｖ６（約２００万で廉価モデル、上は３L） が載っていました。 ９８年のマイナーで２０００ｃｃが追加されたのは２７０万の２５００ｃｃ、３３０万のミラーなど当初の価格設定が 高すぎた事や金融危機などで（これは推測ですが）廉価版を投入せざるおえなかったと思われます。 Ｈ１２年式ミレーニア２０ＭはＯＰ、自動車取得税、重量税、自賠責等こみで２４２万円で車両価格は２２０万 だったと記憶しています。 カタログをみても２０００ｃｃと２５００ｃｃの重量差はほとんどありません。 ２５００ｃｃだと３００万円を超えてしまった見積もり書があがったのでおそらくミレーニアを 購入しなかったと思います。