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シャリオグランディス：１９９７年に登場したシャリオの３代目モデルであるが、オデッセイ等に対抗させるためエンジン排気量、車体サイズ共に全車３ナンバー化。スタイリングの印象としては全体にエッジの利いた鋭角基調といえるもの。エンジンは当初は２.４リッター直４のみだったが後に３リッターのＶ６を追加。いずれもいわゆるＧＤＩユニットである。２００３年まで販売。
グランディス：シャリオグランディスのフルモデルチェンジ版で、２００３年発売。初代シャリオから数えると４代目の「７シーターサルーン」であるが、シャリオの車名が外された。先代のフォルムを引き継ぎながらも滑らかな曲面デザインになったのが特徴。車体サイズはさらに拡大。エンジンは再び２.４リッター直４に１本化されたがＧＤＩ方式の代わりにマイベック機構を採用。内外装や装備が購入者の好みに応じて組み合わせられるカスタマーフリーチョイスを導入したのがニュースだったが２００５年のマイナーチェンジで廃止されてしまい、通常のグレード展開となった。この時地上高をカサ上げしてＳＵＶっぽくアレンジした「スポーツギア」が加わっている。その後も細かい変更を経て現在も販売中。
ディオン：２列シートのトールワゴン「ミラージュディンゴ」をベースとした、２０００年に発売されたグランディスの弟分に相当するミニバン。２リッターの直４ＧＤＩエンジンに５ナンバー枠の車体なので２代目シャリオの後釜ともいえる。２００２年のマイナーチェンジで１.８リッターの直４ＧＤＩターボが追加された。２００５年販売終了、後継モデルは登場していない。