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最も違うのはエンジンで，トラヴィックは最終モデルで1.8リッターも追加されましたが，基本的には2.2リッターが多いですね。したがって，2.2リッターモデルであれば1.8リッターのザフィーラよりも動力性能はかなり向上していますし，ウインカーレバーの位置もトラヴィックの後期モデルは，左右が入れ替えられ日本車と同じになっています。
ATはもちろんアイシン製ですし，スバルの方が登録台数が多かったこともあり，オペルよりはトラブル対策はしっかりされていると思います。

あとは基本的には，装備以外はザフィーラと大きな違いはありませんが，パーツの供給体制はディーラーが消滅してしまったオペルよりもスバルの方がしっかりしていますし，ディーラーの数も多いですからそういう意味ではトラヴィックの方が安心して乗れると思います。
故障の頻度は走行距離と年式にもよりますが，スバルとオペルでそんなに大きな差はありませんので，後は程度と乗り方次第ではないでしょうか。

ザフィーラは当時のミニバンモデルとしては，ドイツのベストセラーモデルだけに走行性能はかなりしっかりしていますので，現行の国産のミニバンモデルと比べても勝っている部分も多いですが，年式の古さから来るトラブルは多少気がかりですね。

現在の国産モデルだと，新旧のマツダのプレマシーあたりはかなり運動性能も優れていますしドイツ車のフィールに近いので，もしトラヴィック以外と言う事であれば，選択肢としてはプレマシーなどはかなり有力候補になるのかも知れませんね。