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これは車種というよりもその距離に至った乗り方によってかなり異なると思います。
112000ｋｍ無交換ということは、それなりにスラッジ（主に摩耗粉）があちこちに堆積しているものと思われます。

それらの汚れはATFの中以外にATストレーナー、ミッションケースの内側、コントロールバルブ内、ギヤ各部に付着していますが
新油に交換することでこれらがはがれ、浮遊することでストレーナー詰まり、コントロールバルブ閉塞などの現象が発生。結果変速異常、走行不能といった症状を引き起こします。

ミッションのオイルパンを取り外しストレーナー交換するのはもちろんですが、それでもどんな不具合がでてくるかわかりません。
もちろん運よく何も起こらない可能性も十分ありますが、保証はどこにもありません。
ただ、比較的短期間でその距離なら、発進停止を長期にわたって繰り返したのではありませんので汚れの質もかなりいいのではと思われます。

すでに不具合があるのなら交換自体はおやめになった方がいいと思います。何もないならストレーナー交換前提でやってみる価値はあると思いますが、循環式の交換なら多めに循環させ出来る限りスラッジを吐き出させるか、まったくその逆に少量（１～２L）のみ交換して短いサイクル（例えば3カ月程度）でそれを繰り返す、という方法もあります。 しかしながら正直その先はわかりません。