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マイバッハとは、ベンツ1号車を設計した人「ヴィルヘルム・マイバッハ」のことです。

その後ベンツ社を去り、マイバッハ社を設立します。飛行船「ツェッペリン号」のエンジンを制作したことで知られるようになります。
当時のドイツ軍の戦車のエンジンはほぼ全てがマイバッハ社製です。

1951年にダイムラー・ベンツ社がマイバッハ社の株式の50％を取得、1966年に完全に傘下となります。

1997年にベンツSクラスを超える「マイバッハ」という車名で名前が復活、超高級車のブランドとして新しく立ち上がります。
「マイバッハ」は、ダイムラーが造る車ですがベンツとは切り離されています。このため、ベンツのディーラーでは購入できません。

ベンツは「Sクラスこそが最高のメルセデス」というポリシーがあるため、その上にモデルを置くことができません。このためベンツとは別のブランドになっています。

ただし、赤字が続いておりダイムラーにとってもマイバッハがお荷物になっていると言われています。このため中国企業への売却や、ブランド消滅の噂が絶えません。