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価格帯の水準は同じくらいですが、決定的に違うのは、パサートがハイオク仕様ということです。
それを踏まえて、２０万キロ走行した場合の燃料費を試算してみます。

カタログ燃費は、パサートは１８．４ｋｍ／リットル（１０．１５モード）です。

http://www.volkswagen.co.jp/cars/passat/specs.html

対してカムリは、２６．５ｋｍ／リットル（１０・１５モード）、２３．４ｋｍ／リットル（ＪＣ０８モード）です。

http://toyota.jp/camry/

カムリのＪＣ０８モードは、１０・１５モードの８８．３％ですので、そこからパサートのＪＣ０８モード燃費を推測すると、１６．２ｋｍ／リットルと推測されます。

一方で、ガソリン単価は、ハイオク１５４円／リッター、レギュラー１４３円／リッターです。（平成２３年１２月２６日全国平均）

http://oil-info.ieej.or.jp/price/price_ippan_kyuyujo_syuji.html

２０万キロ走行するための燃料の量を計算すると、パサートが１２３４５リッター（１６．２ｋｍ／リットルの場合）、カムリが８５４７リッター（２３．４ｋｍ／リットルの場合）となりますので、燃料費は下記のように試算されます。

パサート⇒１２３４５リットル×１５４円／リットル＝約１９０万円

カムリ⇒８５４７リットル×１４３円／リットル＝約１２０万円

よって、燃料費での差額だけで約７０万円となるものと推測されますので、仮に電池交換が必要になったとしても、経済性だけ考えればカムリのほうが有利と考えられます。

私なら、これほど多走行するのでしたら、高い車を買うのは勿体ないので、ありきたりですが、プリウスを選びます。ブリウスで何も問題無いと思いますので。

（この前、旅行で３日間プリウスを借りましたが、常にパワーモードに入れて、普段と同じ自分の走り方をしても、燃費は２５．４ｋｍ／リットルでした。正直、驚きました。私は結構飛ばすほうなので。）

アクアもありますが、シートの造りなど、長距離走行には向いていない感じですし、欲しい装備を付けるとプリウスとそんなに値段が変わらなくなるうえ、カタログ燃費もプリウスと大きく変わりません。よって、積極的にアクアを選ぶのには疑問を感じます。
（昨日、アクアを見にトヨタへ行ったら、アクアとプリウスを較べて、結局値段がそんなに変わらないからとプリウスにした客もいたとのことでした。）