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シトロエンC5で比較しますね。
2008年デビューの現行C5は当初以下のエンジン内容でした。
2000ccセダン直列4気筒143ps/6000rpm 20.8kgm/4000rpm
3000ccセダンV型6気筒215ps/6000rpm 30.5kgm/3750rpm
2000は馬力が足りないが頭が軽くてよいとか、3000は出力に余裕があるが、シトロエンらしくないとか色々言われましたが、好みの問題でした。
2010年のイヤーモデルから1600 cc一本に絞られてしまいました。
当初、内容が分からないうちは2000でも少し足りないかもという動力性能なのになぜという気持ちでした。ターボで過給付きといっても、そのイメージが旧来のいわゆるドッカーンターボしかありませんでしたから、ひどく扱いにくいもののように“スペックだけ”では見えました。
ところが蓋を開けてみると、低回転(ほとんどアイドリング)からの過給で、過給のON・OFFはまったく感じないまま低速から力強く加速します。通常の走行では過給機が付いていることは意識しません。

データ的には、1600ccセダン直列4気筒ターボ156ps/6000rpm 24.5kgm/1400～3500rpm
ですから、単純な比較では2000以上3000以下の出力があることになります。
確かに、信号で止まったときなど状況によって、小型エンジンらしいプルプル振動が出るときもありますが、C5に大人5人乗せてストレス無く巡航できます。

ターボ付きと言っても、現在採用されているのはエコターボですから、非常に実用的ですよ！
(但し、DS4はまだ良く見ていないので要注意)
そういうことですから、2000と1600を単純に比較するのは早計だろうと思います。
気になる車種を皆、試乗させてもらって、一番気に入るのを選んでください。
文字で書いてあるスペックは参考にはなっても、実際と違う感じも充分にあります。
聞きかじり+実際にいじってみるのが一番です。
楽しい車選びでありますように！