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ジャガーは、スポーツ・カーの名門であり、かつてのライバルだった、アストン・マーチンよりは、大衆的だったかもしれません。
が、かつての空冷エンジンのドイツのＶＷ・ビートルは、英国でも、たくさん乗られていて、英国の大衆車モーリス・マイナーなどを廃業に追い込んだ。英国では、オースチン・セブンの後継として、登場のMINIが、それを継ぎます。
VWは、その頃、外郭だけ高級車中身ビートルのカルマンギアぐらいしか、スポーツ・モデルがなく、較べる土壌が、ジャガーと違います。が、あえて、言えば質問者さんが言う、英国における金額的に比較対象となる、スポーツ・カーのメーカーなら、当時は、MG、トライアンフ、オースティンなどであり、これらは、実際、コンセプトに安価な、スポーツ・モデルを目指していましたから。
60～70年代のＶＷと比較するなら、この辺りでしょう。
たぶんに、質問者さんは、MG・オースティンなどと勘違いなさってるかな？と思います。
ジャガーは、確かに、ベントレー、アストン・マーチンに較べれば、庶民的ですが、欧州の一般的クルマ・ユーザー、そして、日本のユーザーからしても、高級の部類で、オースティンやトライアンフ、MG（これらのブランドは、3Lぐらいのクルマもあるが、主要車種は、日本車と同様、1L前後～2L以下でした）からすると、上級だし、小さい排気量の車をだしたことがないですから。
現在、現行ブランドとして、残ってるのは、MGぐらいですか？
50年代、60年代初期のDtype、Etypeなど、ルマンに送り込んでいた頃のジャガーからすれば、一般大衆では、乗れませんよ。
ただし、アストン・マーチンは、貴族。ジャガーは、平民代表と言われていたことは、事実です。
また、昭和40年に輸入車自由化される直前まで、国内で、VW・カルマンギアは、車ブローカーによって、ジャガーMk.Ⅱと同じ位の値段で取引されていたらしいですが。