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リーガルは仕事で、カプリスは知り合いの車で運転したことがあります。

ご存知のようにリーガルは「中排気量・中型ボディ」、カプリスは「大排気量・大型ボディ」です。
これらの特徴は「車の使われ方」によって長所にもなりますし短所にもなります。

毎日の通勤や日常の足として使う場合
カプリスの燃費は順調に流れている道なら上の方が仰るような数値かそれ以上伸びますが、渋滞にハマると極端に落ちます。
また、市街地をキビキビ走る程度の瞬発力は十分にあるものの、常にそんな走り方をしていてはガソリン代がいくらあっても足りません。
実際に運転すると見た目よりは小回りが効きますが、古い町並みが残る街などではその絶対的な車幅がネックになることもあります。

週末のドライブや趣味の足として使う場合
V6エンジンのリーガルはV8のカプリスに比べると非力ですが、かといって「ガソリン代がカプリスの半分で済む」なんてこともありません。
また、高速道路を何時間も走ると(カブリスに比べて)排気量に余裕がない分疲れやすいこともあります。
趣味によっては荷室の「狭さ」がネックになることもあるでしょう。

このように、状況によってリーガルが優れていたりカプリスが優れていたりしますから、乗る人の使い方に合うほうが「いい車」です。
私なら通勤に使わない前提でカプリスを選びます。

最後に、中古のカプリスにマトモな車は滅多になく、程度良好な車は年式を考えると割高です。
私も数年前に購入しようと探しましたが乗りっ放しのポンコツがあまりにも多く、結局違うアメリカ車を購入しました。
一方リーガルは程度のよい車もまだ流通しているようですから、「フルサイズ」への拘りがなければお勧めです。
但し、どちらも十年以上前の車なので乗り始めにはそれなりに手を掛けたほうがいいでしょうね。
車の整備にお金を掛けたくないのなら両車とも選択しないほうが人も車も幸せです。