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プリンタの修理屋です。

想定されているのは以下の６機種でしょうね（日付はサポート終了予定です）
PIXUS 990i ： 6/30
PIXUS 860i ： 6/30
PIXUS 960i ： 6/30
PIXUS 560i ： 7/31
PIXUS 900PD ： 9/30
PIXUS 865R ： 11/30

細かい部品の互換関係はありますから、PIXUS 860iなどは実質的に11/30まで修理は可能なはずです。
（メーカーとしては受付しませんが）

現在、修理は定額修理の制度をとっています。この制度は基本的に不具合のある部位を修理しますので、予防保全的な修理はしません。
廃インク吸収体の量に関しても個々に判断は変わります。
例えば、70%程度だった場合、１年目で70%というのと、４年目で70%というのでは意味が違います。
１年目で70%というと、かなり大量に印刷されていることが考えられます。
最悪の場合、再故障期間に「エラーが出た」とクレームになる可能性もあります。
そういう場合はついでに交換してしまうこともあります。

ところが、４年使って70%とすると、年間に17.5%となり、想定している５年まで使っても警告も出無いはずです。
こういうときには交換しません。

ルール上は「廃インク警告が出たら・・・」となっています。
メーカーが答えないのは、そういうことです。


ただ、メーカーのＨＰに「※落下・衝撃・冠水・砂入りなどの原因による故障の場合は、見積り依頼にて承ります。」という一文があります。
http://cweb.canon.jp/e-support/repair/flatfare.html


少し拡大解釈すれば「定額修理ではなく、予防保全ということで通常の見積もりを出しての修理でやって欲しい」という依頼をすることは可能なはずです。
少なくとも、私のところでは受け付けています。

ただし、再故障の保証は通常と同じ３ヶ月だけ。
内容次第ですけど金額は２万円前後になりますね。
昔と違って、定額修理になって、細かい部品がなくなってユニットばかりなので、部品代はかなりかかります。


でも、本音を言えば、お金をかけて直したとしても、それほど長い期間使えるものでもないでしょう。
次のときはどうしても新しい機種にチェンジしなければなりません。

素直に交換したほうがトータルで安いのでは？