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PIXUSシリーズなど、インクジェットプリンタではインクが液状のため、どうしてもにじみやすくなります。
（これに対しておもに業務用に使われるレーザーはインクのかわりに粉状のトナーを吹き付けるのでにじみにくい）

hihiroeuphoさんもおっしゃるとおり、Canonは顔料（油性）の黒＋染料（水性）インクというプリンタが多く、
ip4100ですと顔料の黒＋染料の黒＋染料のカラー3色という構成だったと思います。（うろ覚えですが）

顔料インクは油性なので水や空気に強く、にじんだり色あせたりしいくいのですが
染料インクは水性なのですぐににじんだりします。
（そのかわり発色は顔料より鮮やかなので、写真印刷などに向いています）
なので、ip4100でなるべくにじみを少なくするには、できるだけカラーでなくモノクロ印刷をされることだと思います。
カラー印刷は水性の染料インクで行うため、どうしてもにじみやすくなりますが
モノクロは顔料の黒インクで印刷することになるので、自然とにじみにくい仕上がりになるはずです。

一方、EPSONですと全色顔料か全色染料インクの機種しかありません。
ざっくりいうと、顔料→文字や図などの印刷むき、染料→絵や写真の印刷むきなので
にじみにくいことを一番の条件にするのであれば、全色顔料がお勧めです。

しかしそういった機種ですと確かに文字やグラフなどの印刷はきれいですが、
写真を印刷してもマットなかんじで写真らしい鮮やかさはありません。
写真を全く印刷しないということであれば顔料でOKですが、写真も文字もということであれば
やはりCanonの顔料黒インク搭載モデルがいいでしょう。

ちなみにEPSONは品番の頭についているアルファベットが顔料モデルか染料モデルかを表しています。（PMが染料、PXが顔料）
たとえば、hiroeuphoさんが挙げておられるＶ780、Ａ740、Ａ640は顔料モデルなので、すべて頭にPXがつきます。
（PX-V780などといったようになる）
さらに、そのあとの「A」は確か「ALL IN ONE」の略で複合機を表しており、
「V」は「VALUE」の略で廉価モデルを表しているそうです。