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プリンタの修理屋です。

人によっては退化と呼ぶかも知れませんね。
見かけの機能はほとんど変わりませんけど細かいところの仕様はかなり変わっています。

・カセットで送ることが出来る用紙サイズがＡ４、Ｂ５の普通紙だけです。iP4500以前ではＬ判までセットできましたし、写真紙などもセットできました。

・後トレイから紙を送る場合は中央にセットするようになりました。写真を印刷するときにフチ汚れの確率が減ってよくなったと思いますけど、手動で位置あわせを行っていたものはすべてやり直しとなります。（かなり凝った使い方をする場合ですから、困る人はほとんどいないでしょう）

・古いＯＳには対応しなくなった。ほとんど問題はないでしょうけど、WindowsME以前のＰＣでは使えません。

・インクの単価は確実に上がっています。ただ、これは印刷数に大きく影響します。メーカーの想定通りの使用（１日５～２０ページ程度）なら、ほとんど分からないですが、計算上はかなり上がっています。

・耐久性はかなり割り切った作りになっています。確実に耐久性は落としているのですけど、作りが上手になったのか、思ったほどのトラブルは出ていません。


それに対してよくなったところは、
・メカの安定性はかなり向上しました。
初期のiP4600ではつまらないメカトラブルは発生していましたが、iP4700ではキレイに改善されていました。iP4830も基本構造は一緒ですので大きな問題が起こるとは思えません。

・上記に関連するのですが、CD-R印刷の安定性が非常によくなったと思います。