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プリンタの修理屋です。

さすがに、この部品がどこについていたものかが判る人はいないでしょうね。
大きな理由が２つあります。
この機種は全くの新設計で、修理に入ってくる事例が非常に少ないという事。趣味で分解して研究するなんていう奇特な人も少ないでしょうね。

もうひとつ、こちらのほうが深刻なのですけど、この機種（MG2130、MG3130も含めて）は部品交換による修理はしません。
本体の不良があれば現品をそっくり交換して対応します。
低価格の機種ではコストを抑えるために使われいる方式です。
そのため、詳細な構造の解説書も出ていません。


さらに、悪いことに分解してしまったことで、おかしな痕跡が残っていれば保証がきかなくなるかも。（こちらの可能性は極めて低いですけどね）


とりあえずの仕事を片付けたら修理に出すほうが良いですね。
「こんな部品が出てきた」と部品をつけてやれば、元通りに組みなおしてくれるかも知れません。

部品をつけずに、単に「紙送りが悪くなった」と行って出せば、そっくり交換でしょう。

でも、ここで問題があります。
当然メイン基板も変わってしまいますので、ＵＳＢのＩＤは変わってしまうのですけど、無線ＬＡＮの設定も全部消えてしまいますので、設定はやりなおしになるはず。

交換するか、組みなおすかは作業担当者の判断になると思いますから、返ってこないと判りません。