308

view

プリンタの修理屋です。

ご自分で試してみるしかないことです。
写真といってもインクの消費量はかなり開きがあります。

たとえば、青空ばかりの写真と夕焼けの写真では使うインクが全く異なります。

一番もっともらしいのは、メーカーが公開しているコストから計算することです。

公開されている価格は、19.2円。（光沢紙ゴールド、Ｌ判の場合）

写真印刷ではPGBKのインクは使いませんので、BCI-326系の５色です。
インク代は950円×5＝4,750円

用紙は、1,790円÷400枚＝4.475円

インク代だけのコストは、19.2－4.5＝14.7円 （公開しているデーターに約と付いていましたので、丸めました）

4,750円÷14.7円／枚＝約323枚

ただし、このデーターは連続印刷したときの途中の状態を切り出した数値との事で、ここまで良いデーターが出るとは考えられません。
起動時のクリーニングなどでロスが出るので、この数字よりは落ちるのは確実。

使用環境などで変化が大きいのですけど、平均すればこの半分くらいと見ておけばよいと思います。


ちなみに、自分のところで、二世代前のMP980（インクのタイプは少し違いますけど、同じ６色のモデルです）を使って、Ａ４用紙に連続して写真印刷をしてみたことがあります。
どれか１色がインク切れで停止するところまで印刷しましたが、グレーが最初になくなって、４３ページ印刷できました。
他のインクも警告が出るギリギリというところでした。

Ａ４はＬ判の約５．５倍の面積ですので、単純計算ですけど４３×５．５＝２３６枚 となります。

ただ、フチ無し印刷のためにはみ出して印刷するインクが必要です。その分、ロスが多くなるので、323枚の半分程度（約160枚程度と考えておけば良いと思います）