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プリンタの修理屋です。

他の方が言われている部分のユニットは「パージユニット」といいます。
ヘッドクリーニングと、キャッピングが大きな仕事です。

キャッピングというのは停止時にヘッドのノズルが乾かないように、ゴムの蓋をかぶせることです。
リンクの中にある「スポンジのような」という部分がノズル面に当たります。


「６Ａ００」というのは、このユニット、もしくはオートシートフィーダーの動作が悪くて、規定の位置が確認できないという意味です。

したがって、紙片や、インクタンクの包装フィルムなどが絡まっていって動作不良を起こすことがあるわけです。


ただ、原因はこれだけではありませんし、使用頻度、使用年数によってかなり変わってきます。
すべての機種を含めた割合ですけど、
シートフィーダー不良：５％程度
異物混入：２５％程度
パージユニットの動作不良：残り

こんな感じです。

MP500はそこそこの年数が経過していますので、クリーニングのときに飛んだインクなどが粘ついて動作が重くなり、軸受けなどが磨耗してガタガタという事例もあります。
必ずしも直らないという事を覚えておいて下さい。

また、蓋を開けて手を入れるときに注意が一つ。
置くの方に幅５ミリ程度の半透明のフィルムがあります。
それを汚さないようにしてください。
もし、汚してしまったら、指でつまむような感じでもかまいませんから、キチンとぬぐってください。
そうしないと、「５１００」というエラーが出ることがあります。