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YASHICA（EXEMODE）をはじめとした、非国産メーカーのカメラは、もともと「トイビデオ」「トイカメラ」という範疇の「おもちゃ」的カメラから進化してきました。ところが電子部品の進化スピードがすさまじく、かつ価格も安いので、ハイビジョン対応のCMOS（カメラの目の部分）を搭載しても、全体として安価に作ることができようになってきました。そのため、一見するとSONYやPANASONICといった一流メーカーと似たスペックを持ったデジカメやビデオが売られているわけです。ところが、画質等の面では、一流カメラとおもちゃカメラではやはり天と地の差があります。また、細かな部分でいろいろな「安いなりの差」があるのです。たとえば①一流カメラではよほどのことが無い限り、コマ落ち（一瞬対象物の動きについてゆけず止まったように映る）が起きがないように余裕のある設計になっているが、トイカメラでは、ちょっと画面を横にふっただけでコマ落ちする。②一流カメラでは、画質だけでなく音質についても、その製品ランクによって最大限良い機能を搭載しているが、たとえばYASHICAのビデオはモノラルのみでステレオ録音不可。音を拾える幅広さもほとんどない。③一流カメラでは最初から、他の民生機器（ビデオやDVDなど）とつなげることを想定しているので、DVDに焼き易かったり、多くのソフトで編集に対応している記録形式をとっているが、トイビデオは機種ごとに記録形式もバラバラで限られたソフトしか対応していないものがあったりする。（つまりDVDに取り込みにくかったりする）④５２５HDはハイビジョンでもいちばんランクの低いハイビジョン規格に対応しているが、そのままではハイビジョン画質で外に出力できる端子がついていない。（HDテレビにつなげない）PCにとりこんではじめてハイビジョンの動画を生かせる。などなど、いろんなことがでてきます。もちろん私も５２５HDを持っていますが、用途にあわせて使う覚悟が必要です。