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サンヨーのCFK-VWX07Cを追加しようと考えられた理由は何でしょうか？
シャープのKC-W45だけでは乾燥を感じておられるのでしょうか？
湿度は最適にコントロールする必要があります。
冬期に湿度管理が必要な理由は、添付画像の様に低湿度ではウイルスの活動が活発になり、粘膜等の乾燥により呼吸器系や皮膚に影響が出る可能性が高くなるので、室内湿度を50～55％程度に保っておく事が望ましいと言う事からです。
湿度を上げる事で静電気発生を抑えられますし、体感温度を上げる事も可能です。

一般的に湿度と言っているのは相対湿度の事です。（この他に絶対湿度があります）

室内の正確な湿度を把握されていますか？
キチンとした湿度計をお持ちではなく、機械に表示される湿度を見ておられるだけでしょうか？
加湿器等に表示される湿度は、精度の面や加湿源から近い等の理由でかなりいい加減です。
湿度は、乾湿計の様な正確な湿度計で管理された方が良いです。

人間の皮膚や喉等の湿度に対する感覚はかなりいい加減です。
暑くも寒くも無い環境下だと湿度の変化を感じ難いです。（高温下や低温下では結構敏感に感じ取れます）
実際の湿度を測定された上で、室内湿度が低いのであれば、加湿器の追加を考えられたら良いと思います。


シャープのKC-W45は、加湿空清適用床面積の目安がプレハブ洋室～13畳（21ｍ2）・木造和室～８畳（13ｍ2）となっていますが、この数値は加湿空気清浄「強」運転時の数値です。
空気清浄機に加湿機能を付加した機器の為、加湿量は空気清浄機のファンの回転数に依存します。
水タンクの容量が約３リットルなので、タンク容量と加湿量から連続運転可能時間が計算出来ます。（３リットル÷加湿量＝加湿時間）
加湿空気清浄「強」運転時の加湿量は、450ｍｌ/ｈ（プレハブ13畳・和室８畳）、連続加湿時間は、約6.7時間
加湿空気清浄「中」運転時の加湿量は、400ｍｌ/ｈ（プレハブ11畳・和室７畳）、連続加湿時間は、約7.5時間
加湿空気清浄「弱」運転時の加湿量は、200ｍｌ/ｈ（プレハブ６畳・和室３畳）、連続加湿時間は、約15時間
と言う様にファンの音がうるさいからと弱運転をしているとカタログ表示の半分以下の加湿量しかありません。
加湿空気清浄機を使っているのに湿度が上がらないと言われている方の中の多くに、ファンの音がうるさいからと言う理由で運転モードを低くして加湿量を落としてしまっている事があります。

湿度が上がらない原因が、シャープのKC-W45の運転モードによるものなら、モードを「強」で運転する事で湿度を上げられる可能性があります。（水の補給が回数が増えます）


サンヨーのCFK-VWX07Cは、加湿適用床面積の目安がプレハブ洋室～19畳（32ｍ2）・木造和室～12畳（20ｍ2）となっていますが、この数値は加湿「強」運転時の数値です。
強運転時の加湿量は、700ｍｌ/ｈ（プレハブ19畳・和室12畳）、連続加湿時間は、約6時間
静音運転時の加湿量は、300ｍｌ/ｈ（プレハブ８畳・和室５畳）、連続加湿時間は、約15時間
タンク容量は、４．５リットル
自動運転モードがありますので、設定した湿度に合わせて加湿量を可変しながら運転してくれます。


サンヨーのCFK-VWX07Cの方がシャープのKC-W45よりも強力なので、併用すれば確実に湿度を上げる事が出来ると思います。


補足の結露対策についてですが、加湿と言うのは空気中に水蒸気を補給すると言う事ですが、結露は空気中の水蒸気が冷たいところに触れて水に戻される事で起こります。
結露面への結露対策は、水蒸気を減らす（湿度を下げる）か結露する場所の温度を上げる（下がらない様にする）事で対応します。
加湿をしたいと言う場合は湿度を下げると言う結露対策は取れませんので、ガラス面が結露するのであれば、結露が発生するガラス表面の温度が下がらない様にする事で対策する事になります。
二重サッシが効果的なのは、ガラスとガラスの間に空気層（断熱層）が出来るので、冷たい外気で外側のガラスが冷やされて温度が下がっても内側のガラスは外側のガラス程温度が下がらないので結露が起こり難くなるからです。
結露が発生してしまった場合は、結露対策についての質問をされたら良いと思います。

何かの参考になれば。

【誤字を訂正しました】