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プリンタの修理屋です。

本来は、単純に比較できない２機種です。
エプソンの６色は染料インクで、基本的にはコート紙や写真紙を前提としたプリンタです。
プリンタは基本的にＢｋ、Ｃ、Ｍ、Ｙの４色で印刷します。（理屈の上では黒は不要なのですが）
ところがインクの色よりも薄い色を表現しようとするとドットを間引くことになり、画像が荒れるので薄いインク（ライトシアンとライトマゼンタ）を装備しています。

キヤノンのｉＰ４５００は５色のインクを装備していて、黒を２本装備しています。
この２本は用紙の設定で自動切換えされ、普通紙のときはBCI-9PGBkと言う顔料インク、写真印刷のときはBCI-7eBkという染料インクを使い、普通紙のときでも写真紙のときでも４色のインクで印刷します。

写真のときは３色といわれている人がいますが、ひとつ下のiP3500のことでしょう。


普段の使い勝手では、iP4500に軍配が上がります。
カセットとＡＳＦの２Ｗay給紙はありがたいです。自動両面もありますが、かなり時間がかかりますので、大量に印刷するときは片面づつ行ったほうが有利です。
また、ドライバからの操作になりますが、キヤノンの自動電源管理は結構ありがたい機能です。
ＰＣから印字データーを送れば自動で電源が入り、５分くらい（設定可能）放置しておくと勝手に電源が切れます。
パソコンラックの最上段に設置するケースも多いので、電源スイッチに手を伸ばさなくてもいいのは楽です。


画質に関しては比較してわかる程度でしょう。

iP4500は古いＯSには対応していませんので、場合によっては購入不可となるかも。


大雑把な考え方ですけど、普通紙印刷が主体ならiP4500、写真が主体ならG860と言う考え方でいいでしょう。