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スキャナやプリンタを選定する前に、プリントされた写真の解像度がどれくらいであるのかを知っておく必要があります。
どんなに高性能なスキャナやプリンタを使用しても、拡大印刷した写真はオリジナルの写真の解像度以上のものにはなりません。
デジカメで撮った写真とは根本的に違うことを知っておきましょう。

光学式カメラで撮影した 35mm ネガフィルムの解像度は 3000万画素程度あるといわれています。
デジカメの解像度と比較しても桁違いです。
ですから、これを大きく引き伸ばしても画質が劣化することはありません。

ところがこれを、普通のサービス版（L版）に焼付けすると、印画紙の解像度に落ちてしまいます。
サービス版の安価な印画紙の解像度はわずか 230dpi 程度しかないからです。

L版の写真の寸法は 3.5インチ×5インチですから、ピクセル寸法は 230×3.5×230×5＝805×1150＝80500画素ということになります。

上記の事実から明らかなように、 L版のプリント写真は、どんなに高性能なスキャナやプリンタを使用しても、「拡大すれば必ず ぼける」という結果にしかなりません。
ご質問の中で紹介されている機器で十分です。

お勧めするとすれば、プリント写真ではなくてネガフィルムを直接スキャンできる、プロの写真屋さんが使用しているようなスキャナです。

高画質な写真が欲しければ、写真屋さんにネガフィルムを持っていって拡大プリントしてもらいましょう。

http://photoshop.miyaginet.jp/a-Size.htm
http://crieitonlinshop.dip.jp/sonota/digital/004.html