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①現在のDTCP-IPのバージョンでは、ダビング１０情報を保ったままのダビングは許可されていません。したがって対応する機器も方法も存在しません。
ただ、昨年１２月に公開された新しい規格DTCP-IP Revision 1.4 では、これが可能になるようですから、そのうち対応機器も出てくるかもしれません。

②デジタル伝送ですから、ケーブルによる劣化は無いと考えて良いです

＜参考補足＞
著作権のあるデジタルコンテンツを、ネットワークを介して視聴したり、ダビング (ムーブ) したりする際には、先に述べたようにDTCP-IPという著作権保護技術に対応していることが必須なのですが、レグザリンク・ダビングもこのDTCP-IPを利用したDTCP-IPムーブ機能のひとつです。
REGZAテレビでローカルで暗号化して記録されている録画番組は、DTCP-IPで再暗号化して伝送されます。
ダビング１０情報（コピー可能回数）を保ったままのムーブはできないので、ダビングは１回ずつのコピー、１０回目にムーブしか方法はなく、ムーブした番組はコピーワンス番組になります。レコーダーの内蔵HDDからディスクに焼くのと同じですね。

ちなみに、同一機器内であればこの制限とは関係ありませんから、たとえばREGZAテレビの内蔵HDDからUSB-HDDへムーブ、USBハブで複数台接続したUSB-HDD間でのムーブ、レコーダーの内蔵HDD⇔USB-HDD間ムーブであれば、ダビング１０情報は保ったままのムーブになります。